たまに話すと「意外!!!」と言われる事がありますが、以前僕はパチンコをしておりました
どのくらいやっていたかと言うと…
20代のころは一時期、開店1時間前…遅くても5分前には毎日行っておりました。
行かない日は、パチンコ屋さんの定休日です。
熱が38度超えていても行っていた時期があります。
「これで食べていこう!」
と思ったのです
ポケットに手帳を忍ばせデータを取っていたのです。
日時・曜日・時間帯・天気で出るかどうかを判断する。
今なら、ネットを見ればいろいろ攻略法が、30年前は自分で研究するしかありません。
釘は必ずチェック。
釘が昨日と変わっているのを確認し、出す日か出さない日かを判断する。
パチンコ屋さんは営利目的です(当たり前)
利益が出るように、収支バランスを考えています。
大盤振る舞いのように出す日もあれば、締め付ける日も必ずあります。
「出さない日だな…」と判断した場合は打ちません
打ちませんが店の流れを確認しなくてはいけないので、チェックした台のデータは取ります。
打たないでも、ほぼ1日中パチンコ屋さんに居て、気を張ってデータを取ります。
まだ確変とかない時代で、ここまでデータを取り釘を確認しながら売っていると、月の収支は必ずプラスになります。必ずです。
※確変、パチンコやらない方は知りませんね。ハイリスクハイリターンという事です。勝つ時はメチャクチャ勝ちますが、負ける時も激しい
確変前はどんなに勝っても上限がありました。
それでも30万円プラスを2ヶ月くらい続けました。
2ヶ月続けていたら、どうにもこうにも飽きてしまいました。
どんなに具合が悪くても、楽しくなくてもパチンコ屋に行く。
晴れやかな天気でも、蛍光灯の下で軍艦マーチ。
当たっても嬉しくなくなってしまいました。
アドレナリンも出ないので、ワクワクしない。
当たってジャラジャラ出てくるパチンコ玉をぼんやり眺める。
データを取り続けていると、負ける日があっても月の収支はプラスになるのが当たり前だと確信してしまいました(今のパチンコは違います)
ギャンブルって、負けがあるからこそ楽しいんですね。
負けるか勝つか分からないから楽しい。
毎日、開店から早くても20時くらいまでパチンコ屋にいて、データを取りながら打ち続けました。
遅いと当然閉店までです(22時くらいだったような…)
食事はパチンコ屋にデリバリー販売する弁当か、売店にあるスナック菓子。
欲しくなくても、手持ち無沙汰で缶コーヒーを何本も飲む。
猫背気味で座っているので、体重は変わらないのにお腹がブヨブヨしてくる。
データを取り続ける為、無駄に知り合いを作って無駄な会話にエネルギーを注がない。
常連になると、話しかけてくる人がいるのですが、邪魔だから構わないでオーラを出していました。
緊張感を持って、データ取りと釘のチェックは欠かせないのです。
話しかけられない対策として、耳栓をしておりました。
しつこいオジサンは、あからさまに無視しました💦
なので、1日中誰とも話さないのです。
「あれ?これ一生続けるの?」
面白くて始めたパチンコが、途端につまらなくなりました。
完全につまらない仕事みたいになりました。
データを取り続けると、当たりが出ても嬉しくない。
月の収支が勝つと確定されてしまうからです。
※25年前くらいの2ヶ月だけの話しです。今は知りませんよ
ワクワクドキドキがないのです。
負けがあるから勝ちが楽しい。
これは人生にとっても同じだと思いました。
勝ち(楽しい事、幸せな事)ばかりでは、それは勝ちではなくなる。
嫌な事があったり、悲しい出来事があったりするからこそ、何気ない人からの言葉でテンションが上がったり、何でもない事に幸せを感じたり。
お金に不自由がない、愛情たっぷりの親に育てられた。
友人知人はいい人ばかりで、気を使ってくれる人ばかり。
何もかも出来過ぎていて、その環境(勝ち)が当たり前になる。
それこそが一番の負け(不幸)なんじゃあないかと思ったりします。
出来過ぎた環境に感謝できればいいのですが、人間は環境に適応してしまう生き物です。
出来過ぎた環境が当たり前になって、何が幸せな事なのか?何が感謝すべき事なのか?…が分からなくなってしまいます。
生きていればイロイロありますね。
イロイロあるのは、感謝すべき事で、何でもない事に幸せを感じることができます。
中和田收
GrinBlue直営セラピストスクール
JAPAN・BC セラピスト
協会認定セラピスト
◉relax room MAごころ(まごころ)古河市 代表 関口敦子
◉ヘアメイクVite(美容院)HPはございません
土浦市磨利山新田116-1 スーパーまるも内
ボディケア担当
横田美幸
◉Naturally 代表 鈴木奈津子
◉ONE GRACE 代表 保井一恵
◉aura アウラ 代表 高柳純子