最近はあまり聞かなくなったかもしれません


女性が男性に


「幸せにしてください」と、上目使いに目をウルウルさせるような場面


昔から…そう10代くらいからその言葉に違和感を感じていました


リアルに言われたことは記憶にないですが、もし言われたら一気に冷めてしまうかもしれません


そう…依存心が強いように感じてしまいます


そして依存心が強い人は、どんなに手を尽くしてもない物ねだりです


いつまでも幸せを感じる事ができません


「幸せにしてくれるって言ったじゃん!!!」


「え???こんだけしても幸せ感じないの???」


そういう人と一緒にいるのはしんどいものです





これを依存心の強い男性に当てはめると


女性はいつもニコやかにして料理に手を抜かず、家はいつも綺麗が当たり前


子供の教育も任せっきり


それをやった上で、家計がきついから働いてもらうのも当たり前


そこが基準で、それ以上にならないと幸せを感じることができない


それ以下になり


おまけに年齢と共に体型が変わったり、シワや白髪が出たら、「騙された…」みたいな顔をされる


これもしんどいものです





幸せを掴むのは、他者に委ねているうちは一生訪れません


幸せは自分で掴むものであり、そう自覚していた方がすんなり幸せになれます






誰かのために何かしたい


これは褒められる事ではありますが、それ以前に貢献欲・献身欲という1つの欲望です


自分がした事によって、他者が助かったり喜ぶ姿を見るのは欲望の一種です


この欲求が強い人は、大きな幸せを掴むことになると信じています


身の回りを見た時


「して欲しい!」と言う人より、「してあげたい」という人の方が豊かに見えます


僕にとっての豊かさは「お金」だけではありません


もちろん豊かさの1つにお金は大きく関わりますが、その人が放つ空気感です






ここで


「してあげたい」という欲求が強い人は、しばし「して欲しい」欲求の人に執着される事があります


どんなにしても「して欲しい人」の欲求が埋まる事はありません


限界値まで吸い尽くされ、「してあげた人」が不幸せになる事も多々見られます





僕はいい人に見られますし、そこそこいい人です。たぶん。


でも「して欲しい」欲求が強い人からは、静かに距離を置きます


それは僕にとっての愛情でもあります


幸せは自分の力で掴もうとしないとしない限り、満たされる事は一生ないという考えからです





僕たち夫婦は、有り難いことに「理想の夫婦」みたいに言われたりします


僕は妻に「幸せにして」と言われた事はありません


僕も妻にあれこれ言わない方です

(※あまりにも言わな過ぎてつまらないとは何度か言われてます)


あっ!白髪は染めようよと言ってます


本人は面倒くさいみたいです


そこは、いつまでも女性でいて欲しいというエゴなんでしょうね(笑)





僕たち夫婦は、どうして欲しいか、どうされたいか、常に確認しながら生活しています


どちらか片方が我慢だけしていたり、どちらかだけが幸せに感じる事を良しとしません


性別も育った環境も違う人間同士、話し合いはとても重要です





最後に言いたいのは、自分を選んでくれているという点に感謝だと思うのです


女性に対しては


あなた日本を代表する美人女優ですか?


男性に対しては


あなた長者番付に載っていますか?





そこは謙虚に「自分を選んでくれた」と思えば、「して欲しい」欲求より、「一緒にいてくれてありがとう」の気持ちになります


「一緒にいてくれてありがとう」の気持ちでいれば、相手に多くを求めなくなります


その方が楽に生きられますよ


楽ちんです