息子(にぼ太郎)の特徴

  • 医療機関の受診経験がないため「発達凸凹」という言葉を使っているが、特性からおそらくASDと思われる。
  • 集団活動に困難あり:興味のない活動(歌、おゆうぎ等)に参加できない、切り替えが難しい。
  • 市の心理士さんによる発達検査を経て受給者証あり。週1で児童発達支援利用中。
  • 2024年4月、支援級で入学予定。

(過去の振り返りです)

 

年中の冬に受給者証をゲットして、児童発達支援施設(ハピネス)さんで

週1回の個別療育を受けられるようになりました。

 

 

作業療法士さん(OT)による個別療育ではどんなことをやっていたか、振り返りのメモです。

 

個別療育の様子

週1回45分間、作業療法士さんと1対1での個別療育。
スペースを分けて一度に3人まで。
同じ時間帯に、もう一人の男の子(年少さん)がいたが、ほとんど関わりなし。
他県から通っているようだが、どこに問題があるのか分からないような良い子だった。
 
内容はソフトブロック、ブランコ、はしご、平均台などを使った運動がメイン。
息子は「先生と自由に遊べる特別な教室」といった認識のようで、いつも大興奮ニコニコ
 
付き添いの親は、スマホを弄れる雰囲気ではなく、ずっと見ていなければならないので、
活動内容をノートにメモして過ごした。
いつも最後の10分で、息子は机上の遊びに取り組み、先生が親に詳細フィードバックをしてくれたニコニコ
 
メモの中から、身体の動かし方についてのアドバイスの一例。
  • 強めの刺激でないと分かりにくいが、刺激は欲しいのでやりたがる
  • 肩周りが安定していない、肘が身体から離れると不安定になる
  • 疲れてくると精度が落ちる
  • 視覚刺激に影響を受けやすい

心の面や、特性に関するフィードバックもたくさんあった。

  • 1回目は慎重だが、できると思うと雑になる
  • やりたいことがあると周りが見えない、「危ないよ」だけでは伝わりにくい
  • 自分のエリアと他人のエリアが区別できていない
  • ルールを勝手に変えるので、先生に言葉で相談できるようにしていきましょう
集団活動(おゆうぎ)が苦手なので、ポーズの模倣なども活動に取り入れてもらい、
模倣自体はできているが修正が難しいこと、長時間の練習はしんどいので
見通しを立てること、といったアドバイスをもらえた。
 

療育の効果は?

年中の約3ヶ月間、個別での療育を楽しんだ。
療育というよりも、運動系の習い事をしているような気分だった。

親としては、ほぼ毎週同じ先生が担当してくれて、スモールステップで成長を喜んでくれるのが本当に嬉しかったにっこり

 

短期間だが、毎週の活動を通じて、ブランコや平均台でバランスを取ることや、

物を投げる動作は人並みにできるようになったと思う。

家や公園で遊ぶときにも、アドバイスを取り入れてみた。

 

粗大運動、大事

実は親として一番影響があった気がするのは、トイレトレーニングトイレキラキラ

息子は年中の冬の時点で、まだ大のみオムツでしていたのだが、

療育に通って2ヶ月ほど経過した頃に、トイレに座ることに前向きになり、

時間をかけて一度成功してからは、急に踏ん張ることが上手になって、ついに昼のトイトレが完了した昇天

就学に向けた大きな悩みの一つだったので、この時は本当に嬉しかった。

 

おそらく、息子はトイレに座って踏ん張るための筋力が足りず、

お腹の力の入れ方も下手だったので、トイレが進まなかったのだと思う。

療育で運動をする機会が増えて、身体の動かし方が上手になってきたことが、

トイトレにも好影響を与えたのだろう。

よく、発達は粗大→微細と言われるけれど、個別療育とその後の成長を見ると、

粗大運動は本当に大事だな、と実感にっこり

 

そんなこんなで個別療育にすごく満足していたのだが、

私の仕事都合の曜日変更と、コミュニケーションも課題だよねということで

年長からは小集団療育に切り替わることになった凝視

(続く)