息子の特徴
- 集団活動に困難あり:興味のない活動(歌、おゆうぎ等)に参加できない、切り替えが難しい
- 市の心理士さんによる発達検査を経て受給者証あり、週1で児童発達支援利用中
- 医療機関の受診経験はないが、特性からおそらくASDと予想
いよいよ小学校見学の日。
父、母、息子本人、保育園の先生という大勢でまずは校長室を訪問。
校長先生がにこやかに迎えてくれた。
はじめに、支援級、通級、通常級での合理的配慮の概要説明、
次にこちらの状況の聞き取り。
身辺自立の程度や、どんな困りごとがあるか、読み書き、お友達とのコミュニケーションなど。
年少の頃から、興味関心の偏りによって集団に参加できない場面があり、個別の声かけが必要であるなど、
問題を抱えていることを伝え、園での日頃の様子を保育園の先生から詳しく話してもらった。
癇癪について、保育士さんから「年長になって2回ほどあったが、離れて1対1で説明すると5分くらいで落ち着く」と説明が。
(そんなことがあったとは、親は全然知らなかった…)
発達検査の結果のコピーを渡すと、「これなら通常級で大丈夫そうですね」という雰囲気に。
(新版K式、全領域で110代後半、特に苦手なし)
そう言われるだろうと思ったのだが、何らかの配慮はお願いしたい、そのために就学相談を受けたい、
特に「体育」「音楽」「行事」が心配…と訴えた。
校長先生からは、苦手な集団活動でも同じ空間にいることはできるかといった質問があった。
いろいろとこちらの不安を訴えてはみたものの、読み書きもある程度できるし、本も好きそうだし、
「(勉強面は)心配いらないね、支援級だと物足りないかも」といったコメント。
やはり(うちの自治体の)小学校は「学習」を第一の判断基準とするんだという印象を受けた。
ここまででおよそ30分弱。
息子は退屈そうにしていたが、わりとおとなしくソファーに座り、たまに母にちょっかいを出していた。
息子本人への質問にも、気乗りしない様子ながらそれなりに答えていた。
自分の特性についていろいろと話されることをどのように感じているのかは、よくわからず。
最後に校長先生から「ちゃんと座っていられたね、えらいね」と声かけがあった。
→ 校内の見学へ続く。