就学相談説明会は、4~5月の平日・土日に、市の施設で複数回開催される。
夫と二人で参加したところ、平日にもかかわらず多くの人が集まっていて、夫婦での参加も多かった。
説明会の内容は、教育委員会担当者のPowerPointを使ったプレゼン1時間強+質疑。
スライドを印刷したものと、就学相談申込の書類一式が配布された。
(まずは説明会に参加しないと申込書類が手に入らないが、後から必要な人は直接市に相談するらしい。)
内容は、就学相談の基本的方針、特別の教育課程、就学相談の手続きなど。
資料を読めばわかるやんという内容だが、とても丁寧な説明で、支援級や支援校の様子をたくさん写真で見せてくれたのは良かった。
盛り上がった(?)のは質疑。
熱心にメモをしていたパパさんが「ここで聞くべきことではないかもしれませんが…」と何個も質問をしたり、
「うちは正直支援級に行くほどではないと思ったんですけど~」と自分語りから始まる質問があったり、
予定時刻を過ぎても質問が絶えず、終了後にも担当者に質問をするために長い列ができていた。
うちの自治体の主な特徴:
- 就学相談は、「通常の学級」「支援級」「支援学校」のどれかの相談を行う
- 「通級」は入学後のアセスメントによって決定するので、就学相談では「通級」という決定はない
- 支援級は、知的障害、肢体不自由、病弱、自閉症、情緒障害などが対象で、知的と情緒の区別はない
- 通常の学級でも、必要に応じて個別の支援計画を立てて合理的配慮等の支援を行う
我が家は、支援級と通常級で迷っている。
通常級は「学習指導要領にもとづいた教育課程」、支援級は「特別な教育課程の編成」であり、「特別な教育課程の編成」が必要かどうかが支援級を選択するポイントになるとのことだった。
「特別な教育課程の編成」をする教科は学校と親で話し合って決め、それ以外の教科は通常学級で受けるのだが、
例の文科省通知により、原則として週の半分以上は支援級で授業を受けなければならないらしい。
説明会後、夫と意見をすり合わせる。
判定がどうなるかはわからないが、まずは学校見学をして就学相談を申し込むことにした。