1周年 | こころとからだを癒す茂原の医師のブログ

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あたまとこころとからだをテーマに
日常生活や診療での気づきを綴ります.

みなさん、こんばんは。

こころとからだを癒す

茂原(もばら)の医師 

永野 修です。

 

 

「なるほど、こんなふうに体の感覚が

変わるのか。」

 

僕は2022年5月2日に在宅医療主体のク

リニックを開院しています。

そのため、今日(5月2日)はクリニッ

クを開院して1周年の日。

 

体の感覚が強いタイプの僕は、何とな

く昨日から今日にかけて自分の感覚が

変わるのではないかなと思っていたの

ですね。そして、どのように自分がそ

の変化を感じるのか楽しみでした。

 

そして、それはこのようなものでし

た。

 

「得も言えぬ落ちついた感覚」

 

それは、1年間、他の誰でもなく、自分

自身の力でクリニックを運営してきた

という事実であったり、そして、365日

間に起きた沢山の経験であったり、

それらのことから自然と湧いてくるもの

のようで、自分の体の中心にどっしりと

した重みを与えてくれるものでした。

 

そして、これは今まで医師になって20

年以上、いくつも責任のある仕事をし

てきたものの、ここまでの感覚の変化

を自分に与えてくれるものはなかった

ように思います。

 

やはりそれだけ日々の小さなことから

大きなものまで自分自身で決断して、

それを実行し、その結果の責任を取ら

なくてはならないという経営者の重み

があるからなのかもしれません。

 

ただ、そんなふうに考えていた時に、

ふと、同じような感覚、得も言えぬ落

ち着いた感覚に変わったときって幼少
期にもあったような気がすると思った
のですね。

 

思い出してみると、それは、小学校の

1年生から2年生に学年が上がったとき

であったり、中学1年生から2年生にな

ったときであったり、社会人1年目から

2年目になったりしたとき。

 

それは、自分が一番下の学年や立場で

あったのが、その日を境にそうではな

くなったときのこと。

 

なにをしたわけではないものの、自分

の世界に下の立場の者が加わってきた

だけで、何となく自分の中に落ち着き

が加わったような、少し大人になった

ような、反対に1年生ですからといった

甘えができなくなるような、だからし

っかりしなくてはいけない、もしかす

ると、そんな感覚に近いようにも思え

てきたのですね。

 

そう考えると、今までの人生で何度か

経験してきた1年生から2年生の変化と

いうものは、自分の中に大きな成長を

与えてくれるものなのかもしれませ

ん。

 

なるほど、もし、そうであるならば、

次に新しく始めたことを1年間続けられ

たならば、また自分の中に何らかの変

化が生まれてくるのかもしれません

ね。

 

さて、次は何を新しく始めようかな。

 

最後まで読んでいただきありがとう

ございました。

 

追記

この1年間は本当にたくさんの方に

応援して頂き、支えて頂きました。
「誰かを支えようとしている人こそ

 支えを必要としています」

小澤竹俊先生の言葉です。これを

実感した日が何度もありました。

本当に感謝しております。

 

そして、

これからの茂原の在宅医療を、

みんなで支えて広げていけるよう

一緒に取り組んでいこうと思って

います。

これからも応援してくださいね。

 

あなたの明日が

素晴らしい一日になりますように。

 

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