みなさん、こんばんは。
こころとからだを癒す
茂原(もばら)の医師
永野 修です。
「あっ、また体の感覚が変わっている」
先日、感謝の気持ちを受け取ることを
テーマにした記事を書きました。
そして、それを書いた翌日から、体の
感覚が変わっていることに気づいたの
ですね。どんな風に変わったかという
と、胸の辺りが軽く感じるのです。特
に大きく息を吸ったときに、スーッと
胸の中に爽やかな風が入り込んできて
清々しい気分になるのです(呼吸がし
やすくなった、軽くなったということ
なのかもしれません)。
そして、このように体の感覚が軽くな
るときは、いままでもたびたびあっ
て、それはどんな時であっただろうか
と考えると、そのほとんどが、父親や
母親であったり、兄弟や友人であった
り、人との繋がり(愛情)に気づいた後
なのですね。それはおそらく幼少期か
ら無意識に築いてきたこころの壁が
その気づきをきっかけに取り除かれた
ことを体感しているのかもしれません。
(ただ、自分ひとりではその愛情に
気づくことは難しいと思っています。
僕の場合はセンターピースの講師
の犬飼ターボさんや、NLPの講師
の木村孝司さん(タカさん)や、そこで
出会ったたくさんの友人たちが大切な
繋がりを気づかせてくれました。)
もしかすると、それは人や過去の出来
事に対する捉え方が変わったときとも
言えるかもしれません。僕の場合は、
父親との繋がりに気づいたときが一番
大きく変わったときでした。
それならば、先日のブログに書いた
感謝の気持ちを受け取ることはどうで
あったかと考えると、
それは患者さんやご家族からの感謝の
気持ちを自分が受け取ると、自分だけ
でなく同僚にもそれが伝わっていくもの
と捉えるように変わったので(つまり感謝
の気持ちは伝播するということ)、
その意識の変化がきっかけとなって、以前
にも増して同僚との繋がりを感じとれるよう
になったのです。
どうやら僕にとって人との繋がりを感じる
ことは、その人との間にある愛情を感じる
ことのようなのです。そして、その変化が、
自分の体感覚が変わった(自分の世界が
広がった)ように感じるのですね。
そんな折に、小田真嘉さんがfacebook
に投稿されていた文章が目に留まりま
した。
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人の身体とは
「空(カラ)だ」なり。
その器は
何でいっぱいになっているだろうか?
自分のことばかりだと
身体が重くなり
本領発揮できなくなっていく。
秘訣は
「自分」を抜いてみて
空っぽにしてみること。
すると
たくさんのモノが自然に入ってくる。
太陽の光、風、音…
支えてくれている人たち、モノたち…
天や人から託されていること。
それらで、いっぱいになるほど
身体が乗り物になって
大きな流れに運ばれていく。
=================
この文章
人の身体とは
「空(カラ)だ」なり。
その器は
何でいっぱいになっているだろうか?
から思うことがありました。
それは、もしかすると、僕らは幼少期
から自分(我)というものを作り上げて
きていて、それがある年齢になると、
自分の器の中に納まりきらなくなって
しまうのかもしれない
例えば、こうしなければならないとか、
こうすべきだとか、マイルールが多くなっ
て柔軟性がなくなり、生きていくのに
苦しくなってしまったり、窮屈になってし
まったり、つまり、我が強くなってしまうの
かもしれません(僕の場合は心理学を
学び始めたころの6年前の自分がそう
だったように思います)。
そのようなときは、小田さんの書かれて
いるように、自分(我)を器から抜い
てみて(外に出してみて)、その自分
を客観的に観察してみたときに、
これからもその自分を抱えて(自分の
器に入れて)生きていきたいのか、
それとも違う自分(我)に入れ替えたい
のか、そんなことをやってみることが
必要なのかもしれない。
そして、今回は
「感謝を受け取ること」という自分(我)を
器から外に出して、見直してみて、
リニューアルした自分(我)を入れ直した
ということなのかもしれません。
そう考えると、自分の胸の辺りが軽く
なることもありかもしれませんね。
さて、みなさんは、自分の体の感覚を
大切に過ごしていますか。
もしかすると新しいことに気付くきっかけ
になるかもしれませんね。
最後まで読んで頂きありがとう
ございました。
あなたの明日が
素晴らしい一日になりますように。
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