たなばた | こころとからだを癒す茂原の医師のブログ

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あたまとこころとからだをテーマに
日常生活や診療での気づきを綴ります.

みなさん、こんばんは。

こころとからだを癒す

茂原の医師 

永野 修です。

 

「天の川 相向き立ちて わが恋し 
君来ますなり 紐解き設けな 

山上憶良」

(天の川にお互いに向かい合って立って
いる、わたしが恋い慕っていたあなたが
来られるようです。紐を解いて用意しま
しょう。)

 

 

ふと、
職場のカレンダーをみたら、天の川の
写真と共にこの万葉集の和歌が載って
いました。

そして、こう思いました。
この和歌が詠まれたのはいつごろだろう
か?たぶん奈良時代だから1300年くらい
前のことかも。そんなにも昔の時代から
今の僕らと同じように、その当時の日本
人は夜空の天の川を見上げては、織姫と
彦星の話を思い浮かべていたんだな。

そして、そのおとぎ話を和歌に組み込ん
でしまうなんてオシャレだな、
しかも、そこから1300年ほど経った現代の
自分がその和歌を目にすることができて、
その意味が理解できてしまうことって
すごい事ではないだろうか、他の国でも
このようなことってあるのだろうか?

そして、もしかすると100年後、200年後
の自分の子孫が、この万葉集を目にした
り、その他の日本の文化に触れたりする
のだろうと考えると、普段は意識したこ
とがないものの、伝統を伝えるという
僕らの日本人の潜在的な想いを感じずに
はいられず、やはり日本って素晴らしい
国だなという思いがじんわりと湧いて
きました。

そして、これからの自分の人生では、
日本という国、日本という国の文化、
そして、そこ住む日本人のことをもっと
知りたいと思ってしまいますし、それを
息子たちに伝えていきたいと思うので
す。

さて、今日は七夕です。

みなさんは、
どんな願いを短冊に書きましたか?

 

最後まで読んでいただきありがとう
ございました。
 

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