みなさん、こんにちは。
こころとからだを癒す
脳神経外科ドクター
永野 修です。
「自分の選択パターン
ってなんだろう」
先日、
セミナー友人の竹岡佳信さん
(竹ちゃん)の講座を
受講したところ
このような質問がありました。
「過去の重大な人生の岐路
を思い出してみて下さい。
例えば
進学とか
就職とか
結婚とか
大きな買い物(家、車など)を
したときなどがありますね。
思い出せたら
そのとき
皆さんはなぜ
それを選択したのか。
反対に
それを選択しなかったら
どうなったのか。
考えてみてください。
例えば
なぜ今の会社に就職したの
だろうか。
就職しなかったらどうなったの
だろうか。
かならず
一定のパターンがあります。
思い出してみて下さい。」
さて
自分の人生のうち
仕事の分野での
大きな選択としたら
1つ目は
医者になろうと決めたとき
2つ目は
いろいろな科の中から
自分の専門分野を
脳神経外科に選択したとき
であろうと思い、
それぞれどのように決めたか
振り返ってみました。
『医師になろうと思ったとき』
『脳神経外科を専門にしようと
決断したとき』
しばらく考えてみました。
そして
最終的にはどちらも
頼りにしたものは
『直感』
でした。
医師になろうと思ったときは
「将来、人の役に立つ仕事に
就きたい」
という思いが発端で、
いろいろ考えていく中で
医者を思い浮かべたときに
「これだ!」
って思ったのですね。
それは
脳神経外科を専門にしようと
決断したときも同じですね。
『なぜ,脳神経外科を選んだのか.その2』
https://ameblo.jp/osamu3150/entry-12408928777.html
直感を言葉で説明すると
「ピンときた」
「よしっ、これだと思った」
「からだに電気が走る」
「背筋がピシッと伸びる」
「瞬間的に力が湧いてくる」
などになりそうです。
いずれも
体の感覚が
瞬間的に変化して
そして
決断、決心したことを
思い出しました。
また
その後に
その選択の結果について
あれこれ
後悔することはありませんでした。
そして
ここから
分かったことは
自分の選択パターンは
『直感』
を頼りに(大切にして)
決めてきたこと。
そして
その結果には
少しも後悔することなく、
むしろ、
自分の選択に自信をもって
その道を進んできた
ように思います。
講師の竹岡さんは
こう説明していました。
「そのパターンが
今までの人生にとって
役に立っているのであったら、
それを続けたらいいです。
そうでなければ
今までと違う選択パターンを
使うと人生が変わる可能性が
ある。」
そして
「実は、
やりたいこと、
やりたくないことは
体が知っている」
「やりたいことは
頭で考えてもだめ。
なぜなら
経験したことから
出てこないから。」
「今までやったことのない事が
本当に楽しいこと、
やりたいことなのかも
しれないのだから、
やってみたいって思ったら
(感じたら)
とりあえずやってみる」
と説明を加えていました。
さらに
「これを
脳科学で説明すると
直感(右脳)で決めて
後から
理由付け(左脳)をする。
例えば衝動買いとか
そうですね。」
「そして、その反対をすると
つまり
あれこれ頭(左脳)を使って
考えてから、
選択する(決断する)と、
なんか、上手くいかない
ことが多いのですね。」
「例えば
ある学生が
就職先を決めるときに
直感ではA社(例えば保険会社)が
良いと思ったのに
給与や福利厚生などの条件を
鑑みてB社(例えば広告代理店)を
最終的に選択して
就職したとしましょう。
その後、
何か仕事でつまずくことがあった
場合などは、
こころのどこかに
その当時の気持ちが潜んでいて
「あのとき、A社が良いって
思ったのにな・・。」
が出てきてしまう。
そして、
それがなかなか
拭い去れない。
(時に、それが続くあまり
結局、B社を辞めてしまう。)
ことが起こり得ます。」
「さて、
この話を聞いた後に
もう一度、自分の人生を
振り返ってみてください。
どのように
あなたは人生の選択を
してきましたか。
そして、
これからの人生は
どうしますか。」
「もし、皆さんが今までと
違う人生を生きたいのなら
選択パターンを変えてみても
良いかもしれません。
今まで、どう生きてきたのか
そして
これからどう生きたいのか
は別なのです。」
さて、
もう一度
自分のことを思い返してみても
『直感』(体の感覚)
を基準にして人生を決めてきたと
言えます。
そして
これからの人生で
何かを選択するときは
つい医師という仕事柄
あたま(思考)が先行して、
決断しようとしてしまいがち
ですけれども、
やはり
こころ(感情)とからだ(感覚)
とあたま(思考)の
3つのバランスが大切
『あたまとこころと体を一致させる』
https://ameblo.jp/osamu3150/entry-12409872211.html
と思い直しました。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
セミナー友人の
竹岡 佳信さんは
40代のサラリーマンを
対象にした起業塾を開催
しています。
私の大切な
そして
大好きな友人です。
