断末魔のプーチン ⁉️
9月5日(月曜日)
暑さも少し和らぎ、マドリードの学校も今日から始まりました。マスク着用やソーシャル・ディスタンスの制限も解かれ、テレビのニュースでは多くの子供たちの喜びの声を拾っていました。
久しぶりにウクライナ紛争の話題ですが、一体、ロシアとウクライナ、どちらが優勢なのか、ロシア側とウクライナ側、世界のメディアの報道の仕方でマチマチ、実態は把握できませんが、少なくとも今日の読売新聞(電子版)の記事を見る限り、ちょっと大袈裟かもしれませんが、プーチンの終焉はそう遠くない、というか、断末魔の様相を呈しているように感じます。
ロシアでは兵力、特に兵士の払底が深刻らしく、これを補う方策としてプーチンは志願兵を集めるよう国内の大企業に対しノルマを課し、既に、ロシア国有鉄道には1万人を集めるよう指示したそうです。恐らく、ロシアにはまだ従来の兵役義務は残っていると思いますが、今回の志願兵集めは社会人が対象になっていますので、最終的には、更にエスカレートし、太平洋戦争時、日本が1銭5厘の赤紙(召集令状)で強制的に国民を戦場に引っ張って行った制度と同じようになる可能性があります。
エネルギー輸出で稼げなくなり始めている国情と共に、プーチンの焦りが表面化していますが、彼にとっては、この戦争(ロシアではまだ戦争ではない、としていますが)に勝つ以外に生き残る術はありません。負ければ当然ですが、ここで停戦しても政界で生き残れる可能性は全くありません。新型コロナと同じで、この紛争も1日でも早く終息して欲しいですが、残念ながら、間違っても今年中にということはないでしょうね。
注: リトアニアだったかエストニアだったか失念しましたが、同国の首相がメディアに対し、プーチンに敬称をつけるな!ヒットラーに敬称を付けているか、と怒気を含んだ問い掛けをしていました。私もそれに倣い 敬称は省きました。
(
終り)