マドリード/ 記録的な涼しさ‼️
8月1日(月曜日)
今日のマドリードの最高気温は38℃、もちろん、スペイン全体では40℃を超える所も沢山ある猛暑日です。
"記録的な涼しさ" などと言いますと、ついに猛暑ボケになってしまったか? と思われそうですが、8月1日 、今日は今日なのですが、実はちょうど1年前の今日のマドリードの話です。人の記憶など良い加減なもので、1年も経ちますと殆どの事が忘却の彼方に去ってしまいます。
簡単に今日のブログをアップしようとアメブロを開いたところ、"1年前にあなたが書いた"という欄に "記録的な涼しさ" というタイトルがありました。
去年の8月1日は日曜日、ゴルフの日でした。最高気温こそ27℃まで上がりましたが、家を出た時の温度は15℃、09:35分のティオフ時は17℃、涼しいというより寒さを感じましたと書いています。今日の事を思えば夢のような1日だったのですね。
ちょうどエル・パイース紙が、7月中の熱中症絡みで亡くなった人が2124人に上ったと発表した直後でしたので、尚更そのように思ってしまいました。因みに現在(午後8時)の気温は37℃です。
今日はPCの不具合を修復するのに約 4時間、汗だくで取り組む羽目になりました。
昨日の夜中、ワープロで原稿を書いていたところ、突然、ローマ字入力で日本語に変換していたモードが使えなくなってしまったのです。試しに、ブログやメールで同じように入力すると、問題なく日本語に変換できるので、キーボードの不調でない事は分かりましたが、何しろ骨董的なアナログ人間としては、この種のトラブルが一番困ります。早速、夜中にも関わらず、この辺の事に詳しい友人に相談した所、懇切丁寧に修復の手順を画像を付けて送ってくれました。手順に従おうとするのですが、私のはWindows 7 という時代物ですので、友人のバージョンとはちょっと違うようで、同じ画面になりません。業を煮やし、荒治療とばかりに、PCの電源オフではなく、すべての電源を元から切り、しばらく間を置いてから再び起動、ワープロを開き入力をしたところ、驚くなかれ正常に動き始めたのです。古い話で恐縮ですが、北杜夫さんの「ドクトルまんぼう航海記」の中で、船内で急病人が発生し、手の施しようがなく、アレコレと試行錯誤したものの、これという治療が出来なかったにも関わらず、病人は翌日には回復しピンピンしていた事で、カルテには、処置魔術と書いた。という記述がありましたが、私の場合もまさにその通り"魔術" でした。