ジャック・メスリーヌ1.2 | 元レンタルビデオ屋店長の映画感想

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1959年、ジャック・メスリーヌ(ヴァンサン・カッセル)はアルジェリア戦線に参加した後、パリに帰還する。彼は父親(ミシェル・デュショーソワ)のつてで仕事を紹介されるが、結局は友人(ジル・ルルーシュ)の闇商売を手伝うことになる。やがて彼はボス(ジェラール・ドパルデュー)にも紹介され、本格的に悪事に手を染めることになる。
ジャック(ヴァンサン・カッセル)はカナダの特別刑罰刑務所から見事脱出し、1973年にフランスに舞い戻る。彼は旧友のミシェル(サミュエル・ル・ビアン)とともに銀行強盗を繰り返すが逮捕される。法廷に出廷した彼は何と判事を人質にして、まんまと逃亡に成功し、海外同様フランスでも“社会の敵No.1”の名称で呼ばれるようになり……。
なかなか見応え充分なノワール映画で、4時間もあるのにテンポがとても速く、時間を感じず鑑賞できる。事実に忠実に描いているのか、英雄視していない描いていないのも良い。なぜかリアルに作っているのに、映画の冒頭で、 “すべての映画にはフィクションがあり、一人の男の人生を忠実に描くことはできない”なんて出てくるが、これは人間の本当の内面は、その人間にしか分からないという事かな?こんなテロップ入れるなんてフランス映画らしい感じだ。まぁ話はVシネなどと変らないが、男臭い骨太な映画で飽きずに楽しめた。

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フランスの豪華出演人も見逃せない。ヴァンサン・カッセル、セシルドゥ・フランス、ジェラール・ドパルデュー、リュディヴィーヌ・サニエ etc・・フランス映画ファンにはたまらないな。

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欧州の歴史の動向も見れるので、興味深い。詳しくは語らないので、ヨーロッパの現代史を調べてから見ると面白いかもしれない。ハリウッドだと一方的だからね。

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ヴァンサン・カッセルは20㌔の増やしているので、良い雰囲気出ている。

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↑こちらは本物。