ウォッチメン | 元レンタルビデオ屋店長の映画感想

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80年代後半に発表されたアメリカの人気グラフィック・ノベルを驚異のビジュアルで実写映画化したヒーロー・ミステリー。世界中で起きた歴史的事件の陰で<監視者>として活動し、“ウォッチメン”と呼ばれたスーパーヒーローたちが存在していたもうひとつのアメリカを舞台に、彼らが次々と何者かに命を狙われていくという謎の行方を、彼らの活躍の歴史と心の葛藤を織り交ぜながらスタイリッシュかつダークな世界観で壮大に描き出す。監督は「300 <スリーハンドレッド>」のザック・スナイダー。
 かつて、“ウォッチメン”と呼ばれる者たちがいた。彼らは<監視者>となって世界の重大事件に関わり、人々を見守り続けてきた。だが1977年、政府の施行したキーン条例によりその活動を禁止され、ある者は一線を退き、ある者は密かに活動を続けていくことに。1985年、未だニクソン大統領が権力を振るい、ソ連との核戦争に陥りかねない緊張状態にあるアメリカ。10月、ニューヨークの高層マンションからエドワード・ブレイクという名の男が突き落とされ、無惨に殺された。そして、そのそばには血の付いたスマイルバッジが。スマイルバッジは、かつてブレイクがスーパーヒーロー“コメディアン”として活躍していたときのトレードマークだった。現場に現われた“顔のない男”ロールシャッハは、事件の背後に陰謀の臭いを嗅ぎとり、すぐさま“ウォッチメン”と呼ばれたかつての仲間たちの周辺を独自に調べ始めるのだったが…。

2時間以上ある映画だが、そんなに長くは感じなかったな。映画の冒頭は、ボブ・ディランの「時代は変る」に乗せて人物とヒーローの説明がされる。そのシークエンスが第二次世界大戦から冷戦時代の著名人との合成は見ていて面白い。リアリティと妄想が入れ混じっているのでとっつき難いが、原作に忠実にこの世界観を映像化したのが、ある意味凄い。勧善微悪なヒーロー物ではないので、「ダークナイト」が頭に過ぎる。しかし昇華しきれていないし、ダークナイト張りの傑作ととは程遠い映画へと成ってしまった。


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個人的には、あの青いのがいない方がよりリアリティ感があったんではないかと思う。(こいつがキーポイントだけどさ、ベトナムの攻撃とか笑っちゃうんっだよね。)

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ラストは田嶋 陽子あたりが嫌いそうな感じ。価値観は皆違うのよねぇ~。