その男ヴァンダム | 元レンタルビデオ屋店長の映画感想

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 アクション・スターとしてハリウッドで成功を収めたベルギー出身のジャン=クロード・ヴァン・ダムが、自ら落ち目のヴァン・ダムを自虐的に演じる異色コメディ。監督はこれが長編2作目の新鋭マブルク・エル・メクリ。
 アクション・スターとしてハリウッドでも輝かしいキャリアを築いたジャン=クロード・ヴァン・ダムもさすがに年齢には勝てず、最近はアクション・シーンをこなすのも一苦労。おまけに娘の親権争いと金銭トラブルですっかりお先真っ暗に。ロサンジェルスの喧噪を離れ、故郷のブリュッセルへと逃げ帰ってきたヴァン・ダム。ここでは彼もまだまだスーパースター。ところが、そんな彼に最大の悲劇が。現金を引き出そうと立ち寄った郵便局で、彼は運悪く強盗団の襲撃に遭遇してしまう。しかも、地元の人たちは金に困ったヴァン・ダムが事件を起こしたと思い込んでしまい…。

ヴェンダムの自虐ネタが哀しく悲壮感漂う映画。本人ネタの作品は「僕の妻はシャルロットゲンズブール」とかあるけど、これは落ち目ヴァンダムの人生そのものを自虐ネタとして書いている。なので嘘にみえない。自分の人生を語るシーンとか本気で泣いているようにも感じる。なんだか「頑張れヴァンダム」と応援したくなる。

元レンタルビデオ屋店長の映画感想-その男ヴァンダム
ヴァンダムは不器用なんだよね。新境地を開拓できる才能もありそうなのに、不器用で出来ない。この作品で見事復活!・・・になるかは分からんが、復活して欲しいね。その映画を観るかどうかは作品次第だ。(笑)

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