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元レンタルビデオ屋店長の映画感想-バーン
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 「ファーゴ」「ノーカントリー」のコーエン兄弟がブラッド・ピット、ジョージ・クルーニーをはじめ豪華キャストの競演で描く痛快ブラック・コメディ。CIAの機密情報を含んだCD-ROMが、ひょんなことからお調子者の男の手に渡ってしまったばかりに、様々な人物を巻き込み大騒動へと発展してしまうドタバタ劇が軽妙なタッチで綴られる。出演は他に、ジョン・マルコヴィッチ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン。
 アル中が原因でCIAを辞めさせられたオズボーンは、意趣返しにと暴露本を執筆中。一方、エロオヤジの財務省連邦保安官ハリーと不倫中の妻ケイティは、秘かに計画している離婚を有利に進めるべく、オズボーンのパソコンをまるまるCD-ROMにコピーする。ところが、ひょんなことからそのCD-ROMがフィットネスセンターで働くiPod中毒の能天気男チャドの手に。彼は整形費用が欲しくてたまらない同僚のリンダと共謀し、CD-ROMをネタにオズボーンを脅迫しようと浅はかな計画を立てるのだが…。

かなりブラックで見ている側は終始顔が苦笑い。このコーエン節が嫌いな方は、辛い作品だと思う。皮肉、狡猾、ブラックジョークてんこ盛り。ブラピをあんな役にするトコがコーエン兄弟だなぁ。面白いかと言われると「う~ん。。」となってしまうが、私的にはキライではない。変な後味を残す映画。


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ブラピのお馬鹿な役が妙に頭に残る。(なぜかは劇中に起こるある出来事のため)


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・・・あとスケベ椅子も(笑)とまぁアホな物にしか頭に残らない作品ですが、いつものコーエン映画のように「人間なんてさ」みたいな事を言われている感じがする今日この頃。