
ベトナム戦争の映画のために、三人のスターがベトナムのロケ地にやってきた。落ち目のアクションスターのスピードマンは返り咲きのチャンスを賭け、下品なコメディで人気のポートノイは芸域を広げるのが目的。そして演技派のラザラスは、黒人軍曹の役のために肌を黒くする手術まで受けるほどの役者バカ。しかし撮影は進まず、困った監督はリアリティを出すために彼らをジャングルに放り込む。しかしそこは本当の無法地帯だった…。
全米で公開されるや、それまで独走状態だった『ダークナイト』を抑えてNo.1を獲得。どこかネジが緩んだスターたちが放り込まれたジャングルは、麻薬組織が支配する場所。しかし当人たちはそれも映画の仕掛けだと思い込む。『サボテン・ブラザース』の現代版のような設定だが、監督・主演がベン・スティラーなので、『ズーランダー』のようなハジケっぷりを期待してもいいだろう。家族向けの『ナイト ミュージアム』では毒が薄かったスティラーも、ここではバカバカしいスプラッターギャグや下品ギャグを満載。また、カメオ出演の豪華さも話題だ。なかでも下品なプロデューサー役を熱演する有名俳優が誰かは、見てのお楽しみ。
ここまでブラックにされると笑うしかないよ。映画パロあり、ブラックジョークあり、エグいシーンもありで面白い。
しかし、日本人にはウケが悪いかも。私は好きですけどね。
この作品でJBは、あんまり存在感なかったなぁ。JBの話はいまいち笑えなかった。ロバート・ダウニー・Jrの演技の方が笑えた。カメオ出演している(カメオ出演なのにやたらと長く出ている)プロデューサーは、最初誰かと思ったけど、目でわかりました。(笑)なんだか楽しんでいるというか吹っ切れているというかお馬鹿キャラ演じています。
マシューマコノヒーと、プロデューサー役の人が絡んでいること事体が笑えるんですが。。^^