今夜も楽曲解説!!
M3.RAIN
ササキオサム長年のファン必聴!クールでハード、艶やかでソリッドな疾走感がたまらないロック ナンバー。
ぶっ飛んだ秋山浩徳のギターソロにしびれる一曲。
この曲はまあああ、アルバム唯一のロックナンバーですね。
MOON CHILDよりはSCRIPTを継承しているようなサウンドかな。
サビが一番先に浮かんで、何日も悩んだ挙句、
次にAメロを考えて
Bメロが一番時間かかった。
Bメロだけで3パターンくらいあるかも。
1ヶ月は悩んだね。
アレンジは
ドラム、ベース、ギターのみ、
キーボード入ってないぜ!!
男気だぜ。
リッケンズもキーボード入ってないよ。だからリッケンズ的な手法で作りました。
ギターは実際は秋山浩徳くんが弾いているんだけど、
どんな感じに秋山くんに弾いてもらうのかデモンストレーションで弾いた自分のギターを完コピに近いぐらいに弾いてくれてすごい感動した。
自分のギターアレンジを割とそのまま実現してくれた。すごい!!
多少違うのはピッキングハーモニクス入ってるところと、異常にギターソロがかっこいいところだね。笑、多少じゃないだいぶ違うね。
自分がギター弾いたテイクだと、荒削りなロックバンドみたいだったけど。例えばストロークスとか。
秋山氏の手にかかると
もう
メタルだ!!!
でも俺の声は甘いからメタルにはならない。笑
新しいジャンルのロックだね。
リード曲を「Baby Baby」か「RAIN」で迷ってて、自分の知ってる音楽関係者30人に聞いてみたら、ばっくり割れたね。結果はBaby Babyだったけど、でもみんなこの曲好きって言ってくれた。
自分っぽい曲なのかな。
今までの流れだとこれシングルになってもおかしくないような曲ですね。
Aメロの始まりが「土砂降りの雨」だったから、
もうとことん暗くてかっこいい曲にしようと思って歌詞を書きました。
最初はサマセットモームの小説タイトルから拝借して「月と6ペンス」と言う仮題で書いてました。小説のモデルになってる主人公、なんとなくゴーギャンの人生みたいなのをこの曲で描こうとしたら、難しいのなんのって、、、
結局ゴーギャンの永遠のテーマ、絵の題名にもなってる
『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』
を英語にしてBメロにぶち込んで歌ったら、
もろハマり。
いけるぜと一気にギア入れて1日で歌詞バーっと書いたぜ。
ファミレスで書いた。笑
ものすごい抽象的な歌詞になってるんだけど、
要は「止まない雨はない」ってことが言いたかった。
このアルバムの裏テーマにもなってる。そんな重要なポストな曲です。
ライブ映えするだろうなあ。
弾き語りだとどうなっちゃうのかな。
イントロ長すぎ。笑。
とか色々ありますが、自分は好き。この曲。
普段眠そうなササキオサムもこの曲歌ってる時だけは
シャキーンってしそう。笑
カッコいい。