本日は10/22発売のニューアルバム「The Thrill of It All」のM11「星降る夜に」
についてお話します。
試聴

「遠くにいる大切な人を想う」そんなメッセージのバラードです。
2011年の大震災の時分にサビの部分だけ書いたのですが、いつの間にか放置になってしまって…2013年の春にピアノ弾き語りツアーのリード曲として、やっと続きを書き上げて完成した曲です。

ユーストリーム生放送で初お披露目した曲だった。

去年、「PRIMITIVE VOICE」というピアノ弾き語りライブの模様を納めたライブアルバムをリリースしたのですが、この曲ももれなくこのライブアルバムに弾き語りとして収録されています。

スタジオ録音より先にライブ盤ってところがフツーじゃないです。

もうね、ピアノ一本で歌 という世界が出来上がり過ぎていて、
一番困ったのはアレンジでしたね。

「ピアノに歌」だったらライブに勝る迫力は出せない。スタジオ録音する意味がわからない。

バンドでアレンジをしたい。でもどうしよう?



うなる日々でした。

しっとり落とすところはスネアのリム(小太鼓の枠)ショットで というアイディアはあったのですが、サビまでどうやって盛り上げよう、とか。全体的な質感とか色々考えて、行き着くところは
初めてプロになってレコーディングしたあの頃、
MOON CHILDの初期の頃の気持ちになって1から素直に考えてみました。
当時のアレンジャーの浦君だったらどんな風にピアノ弾いたかなとか、ギター秋山君にどういうプレイを指示していたか等思い出していたら、
あの当時心に引っかかったギターはover the rainbowとかブルースエードシューティングスターなどで大活躍のボトルネックのギターだったことに気付いた。
ポップでいてあの哀切感はなかなか出せるものではないね。
でもボトルネックの不安定な音階が生み出すあの感じは心揺さぶられるね。今も。
エレキのボトルネックのフレーズを二本録ってLとRに振ってステレオ感満載に。
アコギのアルペジオも2本録って、これもダブル。
サイドギターは歪まして。(ここはロックバンドだから)
ドラム、ベースはオサムバンドの2人。
他の楽器はすべてARRスタジオにこもってウーウー1人で唸りながらレックしてました。笑
ギタリスト秋山くんほどの腕は全然ないけれど、
自分にしか出せないギターの音、フレーズはとことん時間かけて録れて満足。
間奏のギターソロのフレーズも好き。

5分越えの大作です。
もしバラードがシングルカットされる機会があればこの曲を間違いなく推します。

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スタジオでテレビ用のコメント撮りをしようとせっかくイナズマTで決めてきたってのに。
ニューアルバムをお家に忘れてしまった。せいでコメント撮れず。明日撮ろう!
しかしこのアングルのキメポーズもいい加減飽きて来ましたね。
ナルシズム自重します。笑 明日から。

最近は毎日10kmランしてます。
10/25にはオリンパスさんのカメラも入るので、緊張しますね。
歌だけじゃだめなんだ。パフォーマンスも大事。
ってことで1ヶ月そこらでどうにもならんことわかりつつも
体力作りしています。

脱目眩宣言。

今回のライブは結構楽器持たない曲も多いので、パフォーマンスがいつもより上がる方向。

期待して待っていて下さい。ライブの日を。

バンドフルメンバーでのお祭りみたいなライブは1年に1度だけとなった今。

とても貴重な空間なのでぜひより多くの皆さんとシェアしたいと思っているぜ。

そんなわけでヨロシク!!10/25