本日は10/22発売のニューアルバム「The Thrill of It All」のM5「アストロノート」
についてお話します。

試聴

なんかおもむろにアコギを手に取って適当に弾いたコードに操られるようにメロディがスルスルとできたような曲でした。
アコギで弾き語りっぽくできてしまった曲だったので、しばらく寝かせて。
当時のイメージでバンドで録音したらオアシスっぽい曲になってた気がします。
今回アルバム用にレコーディングのため改めて編曲しようと思っていたら、2年くらい経ってました。
歌詞ができていなかったので、あれこれ考えましたが、いい案が浮かばず、
でも自由とか子どもの頃の夢とか、キーワードを探していったところ、つまるところ「男の子の夢は宇宙飛行士」っていう雛型ってあったと思うんだけど。

自分にとってのヒーロー的なもの。それがアストロノート。

通りを歩いているとストリートで歌ってる若者が居て、その歌がやけに自分の心を揺さぶって、
なんだろう?って、よくみたらその人は自分が子どもの頃、思い憧れた「アストロノートさん」が姿形を変えた人だった...ていうおとぎ話。

その彼の歌に勇気をもらってまだ自分やれるんじゃん。っていう曲に仕上げました。

リチャードバックの「イリュージョン」っていうお話の神様みたいな人だね。
アストロノートさんは。

歌詞が多くなって、メロディの60%は変わっちゃいました。

これは作詞家と作曲家が同じだからなし得る高等テクニックです。笑
妥協じゃないです。譲り合いです。相互理解です。

バンドサウンドではなくキック4つ打ちの
もはや最初のデモの片鱗も残ってない曲になってしまったけど、
誰もデモを聴いてないからOK!

編曲、打ち込み、ギター他全部の演奏_一人でやりました。
コーラスにm asirさん。ミックスは「メタフィジック」も手掛けてもらったラッパーのGOICHIくん。若い二人に参加してもらっているので、良い化学反応起こしてPOPな作品になったと思います。

最後のtu tu tu♪っていうコーラス、ライブの時は会場のみんなで歌えたらなって思っています。

そして鉄は熱いうちに打てLet's Goです。