雨だった。

一仕事終えて窓の外を見る。

雨の日はあまり好きでないという人はもちろんマジョリティだろうが、僕も多分にもれずあまり好きではない。僕はどっちかというと感覚的にマイノリティな人種だと思っていたので、この部分だけでもメジャーな感覚を持っていることに安堵感を感じつつもつい得意げに思ってしまう。

雨が好き等と言う人はたぶんやせ我慢をしているに違いない。奇をてらっているんだろう。

普段ならそう思ってしまう自分だったが

今日は1日そんなことを考えない日にしようという遊びを思いついた。

おそらく雨が好きな人はきっとその言葉通りに雨が好きなんだと思う。

そう思うとなんとなく心が広くなったような気がして清々しい気分さえする。

まずは相手他者を肯定することから始めてみるのだ。

雨のせいでそんな気持ちになったそんな一日でした。

どうでもいいけど雨という文字を急いで打つと尼になってしまうことを発見。

今回はそんなこんなで7回も「雨」を「尼」と変換ミスをして、それがツボに入ってくすくす笑った。