Message
作詞/作曲 佐々木收

埃っぽい街に生まれたせいで 息が出来なかった
わけ無く溢れる涙を拭う理由なんてなかった
空席はあれど本当に僕が座るべきソファはいつも売約済みで
気がつきゃ僕は赤のリッケンバッカーかき鳴らしてたのさ

あの娘アイスクリーム片手にツイスト&シャウト
マスカラ剥がれ落ちてもdancin'
ホントの自由は誰も眉ひそめるほどにシュール
この世のすべての give&take
すべての見せかけに say good-bye
一か八かの賭けならば all or nothing

頭突き抜けてくメロディー
いつかこの手をすり抜けて
見知らぬ窓辺の君に届く日まで
壁の落書きみたいな
僕の脈絡ない 真実のメッセージ
叩きつけるだけ

この街に暮らして初めての友達をなくしてしまった
あいつがいない街はやけにしらけて 無意味に映るのさ
ポケットの中にはやり場のない怒りや悲しみばっかりで
溢れ出した言葉たちつなぎとめ 僕はペンを走らせるよ

手を上げても止まらないタクシードライバー
ヒステリックにしゃがれたサキソフォン
雨に打たれても気丈に笑ってるカーネルサンダース
この世のすべてのウイット&スノッブ
すべての悲しみに say hello
タフな心と体は no surrender

くちびる噛み締めた思い
あの雲追い越して
こころから君が笑えるその日まで
荒れ狂う波のような
君の手加減ない 裸のメッセージ
抱きしめたいだけ

埃っぽい街に生まれたせいで 息が出来なかった
わけ無く溢れる涙を拭う理由なんてなかった
空席はあれど本当に僕が座るべきソファはいつも売約済みで
気がつきゃ僕はステージで叫んでいたんだ
"please don't leave me alone"

頭突き抜けてくメロディー
いつかこの手をすり抜けて
見知らぬ窓辺の君に届く日まで
壁の落書きみたいな
僕の脈絡ない 真実のメッセージ
叩きつけるだけ×3

Ricken's 1st album「WHO」より。