非常識的発想
昨日は、私も理事者として所属する地域振興町作り委員会。祭りや、商店街をどう盛り上げるかの審議。私の地元の商店街の大塚坂下商店街は、昔はものすごい活気に満ち溢れていた。まるで師走のアメ横並みが、毎夕のように。自転車なんかおしていかねば通れないほど。しかし近隣のスーパーのおかげで、いまではほんの数件が細々と商売をやるだけ。自転車なんか猛スピードで通れるくらい人もいない。文京区でもここまで極端に業績悪化した商店街は珍しいくらい。そこでさまざまな意見の討論がされる。お祭りもそう。豊島区を見るとわかる。十月に行われる池袋の祭りの賑わいは半端じゃない。毎年ますます盛り上がるくらい。文京区は、相変わらず神輿とだしだが、参加者がますます減少。区レベルが仕掛ける祭りも、五大花祭りくらい。そこで、私が昨日提案したのは、祭りとはすなわちイベント。イベントのキーは何より、仕掛けるアイデアマンの斬新なる発想。プロレスもそう。革新派の猪木さん的発想、馬場さん的保守理論、ラッシャー木村さん率いる国際的非現実的な、金網論。そんななか、新間さんの仕掛ける時には非現実的、時には非常識的、時には大胆かつ斬新なアイデアをだし新日本プロレスの発展にとてつもなく貢献した方。各議員が、次回の定例会での勉強会で講師を推薦する決定議会を昨日行った。私が推薦したのは、新間寿氏。プロレスが直接文京区に関わる話ではないが、イベントの発想力と発想性について聞いてみる価値ありとした。結果は予想通り、どちらかの学識者がいらっしゃることになったが、常識的な学識者を呼んでも非常識的発想はなかなかないから、発想がつまらない。猪木さんが、モハメドアリと戦うなんて誰も想像しない。タイガーマスクのようにアニメの主人公がリングに登場するのも、発想としては常識的からかけ離れたもの。これからも、もっと面白い文京区にアレンジしたい私の思いをさらに伝えて参ります。

