式準備 | 西村 修 オフィシャルブログ Powered by Ameba

式準備

昨日は、終日披露宴の最終準備。興行の仕掛けに比べたら楽なもんだが、いまだ人数が把握できない。しかもいまだ参列希望者の方の住所が増え続けているし、未返信葉書も百名くらいいる。興行で言うところの、当日券がわからないといったところ。色々な都合があるのは勿論わかってはいるが、欠席葉書を見ると残念さが残るのは仕方がない。出席葉書は天国、欠席葉書は地獄? まあそれは大袈裟の話だが、今一度友のありがたみを知る瞬間だ。嫁の親戚、友人ら約五十名はわざわざ飛行機で山陰から飛んでくる。ありがたいことです。かなりの世への経済効果もたしかにある。ホテル、花屋、酒屋、写真屋、スタッフ動員、飛行機、新幹線、美容院、衣装屋、はてまた郵便局まで。昨日朝、ラジオ体操中、撮影をしていたがハプニングが。百数十名の中の方の一人が倒れて頭を打った。最前列で指導にあたる元プロボクサーの滝澤選対長がダッシュで駆け寄る。私も即座に駆け寄り救急車手配。約十二分後救急車到着。事なきをすんだが、だんだんと寒さがますなか体調管理には厳重注意にである。十時から三時間半、ホテル打ち合わせ。夕方、箱崎へタキシードが仕上がり試着。ボンドマニアとしては、歴代のボンドのタキシード、スーツはすべてみてきた。ショーンコネリー、ロジャームーア、ティモシーダルトン、ピアースブロスナン、ダニエルクレイグ。忘れてはいけないジョージもいる。今回の式での私のポイントとしたテーマは77年の007わたしを愛したスパイ。しっかりした細身に、しっかりベルボトム。典型的七十年代スタイル。ただしシングル仕様。サスペンダーも伝統のボタン止め式。あんなおしゃれ着をデパートの三分の一くらいの値段でかえてしまうのも、生地の問屋であるからこそだ。スーツなんか二万円だいからオーダーである。 そや、真田も昔ここで作らせた。いきたい方は三越レオテックス。私の担当は渡辺さん。渡辺さんなら間違いない。清洲橋を箱崎からわたり、わたりきってすぐ右側がそう。極上のスーツが超低価格でかえます。さて夕方は花、酒、手配。酒はシャンパンがメイン。おまけに指輪屋。これが難問。私ははっきりいって指輪が嫌い。昔の新弟子時代に受けたしごきがフラッシュバックしてしまう。逃げようにも逃げれない猛烈な苦しみが、トラウマになりそれを怖れるばかりに逃げ方を覚えたのは確か。しかし狭いところまでそのせいで苦手になってしまった。実はエレベーターも苦手。他のものをけちってでもよいから飛行機ならばエコノミーでなく上に乗りたいのは、たんに優雅さを追求するためではなくトラウマ解決策である。3列4列3列の四の真ん中だったら間違いなくそのフライトには乗らない。たとえ満席ルフトハンザフランク行きに乗らねばならなくとも、その席ならわたしならユナイテッドシカゴ経由で何時間かかろうともフランクにいくね。指輪も典型。あの抜けない恐怖がだめ。ほんとに、みんなしたがるのが私には全く理解できない。先日のマサ斎藤さんの右には、ダイア入りのガレッジリング。左にはカルティエのラブ。しかももう製造中止されたXLとかいうぶっといゴールド。両手とも中指に指してあり、しかも二度ととれないくらいに完璧にはまりこんである。さすがは、ケンパテラ事件で手錠をはめられただけある。手錠に比べれば、とれない指輪などむしろ愛の証? という感じに、なにを見つけても昔のレスラーからは物語を見つけ出せる魅力に満ち溢れている。私も、かなりタンパコネクションのヒロマツダさんからはじまり、タイガー服部さん、マサ斎藤さんの影響は受けた。レスリング観はマツダさんに、海外在住バックインフォースライフには、服部さんに、家族設計より時間と金のエンジョイライフ的な使い方に関してはマサ斎藤ご夫妻に。この三人の受けた影響は猛烈。私も、よく金もなく十七年もバックインフォースライフを続けたものだ。それがあるから、地元に誰よりも熱い心をもって帰ってこれたのかな。さて今日もみっちり本会議。夜は、久しぶりケロさんと会合です。 ではまた