四日目終了
決算委員会四日目終了。議員大勢いるのだが、数字に強い人、学識的な目線な人、今までの凄まじい過去のデータをすべてもって戦う人、他区の成功例を調査し戦う人、まあみんなそれぞれ。だんだんと初心者がブラックジャックをやりはじめて親を倒すために、勝負に挑んでいたのだが実はみんな一致団結してチームとして戦っているのが見え始めたような頃とでもいうのだろうか。私ならハノーヴァートーナメントがおわり、ブレーメントーナメントまでのオフの秋の始めくらいの約10日間、一人でバーデンバーデンへ足を運んだ。目的は2つ。温泉とカジノ。練習してスパに入り、マッサージしてもらい、スーツに着替えて夜は小さな料理屋でドイツの田舎料理をいただき、食後にその足でカジノへいき一勝負する。いまからちょうど十四年前。このときにブラックジャックに閃きを感じた。ようは戦いかたが把握できた瞬間だ。私は今回の決算委員会で一つのパターンを見つけ出した。役人にたいして戦うのは皆同じ。委員会は、議員同士で戦う場ではない。しかし党によっては意見が別れる。言うことで態度を示すべきか、言わないところでというと語弊が生まれるが、中立にたつべきか。与党の私からしたらみんなと同意見であらなくてはならない。が、自由貿易となると共産党と同意見になる。保守的考えだと自民党と同じになる。予防医学となると公明党と同じになる。どっち付かずでうまくいく場合と、そうでないときがある。今日のある議員の答弁もすごい。いかなる資料一切持たず、次から次に出てくユーモアを交え反ジェンダーフリー論を展開。最後にご自分の妻には敵いませんと、笑いで落とした。名前は言いませんが、巧みな話術にみな大爆笑。日に日に区の仕組みがわかってきて日に日に議会が面白くなってきた。