下水道ってすごい
区役所にて会議。東京都下水道局の方々と私の地元の洪水問題に関する対策。来週の月曜には町内会規模で住民説明会を行うのだが、その前に事前説明をいただいた。坂下通りには三メートルを越える下水道の本管がある。昔は大雨になると本当によく浸水問題があがった。文京区の下水道はすべて荒川にある浄水場に流れる。そこで再生された水が隅田川に流れる。坂下通りの管は、坂下幹線とよばれ坂下通り、忍ばず通り、音羽通り、そして江戸川橋で浅草橋幹線に流れ、水道、後楽園、本郷、外神田、台東、そこから北上し台東幹線を通り元浅草、松ヶ谷、入谷、日暮里、荒川へとつながる。下水道は一番細くて25センチ、太くて三メートル強。よく考えて作ったものだ。ガンジスと比べたら汚水処理は、未来世界規模のはなし。糞、尿、ごみ、死体まで。歯を磨き、顔を洗い、沐浴をし、洗濯もする。しかし川幅は五百メーターくらい。すごい水量。だから臭い、汚い感じはない。私も沐浴し、泳いだりもした。地元の子供なんか飲んだりもする。当たり前のように身の回りにある下水道って改めてすごいと思えた。