益々過保護な国を作り出す要因 | 西村 修 オフィシャルブログ Powered by Ameba

益々過保護な国を作り出す要因

昨日千葉より夕方帰京。七時半より文教委員会と中学PTA連盟幹部の皆様との意見交換会。設備の整う私立中学志望者が毎年増加傾向にあり、どう公立中学に目を向かせるか。公立の選択制の是非。図書館の放課後における有効利用。トイレの洋式化など問題は多々ある。個人的には私は選択制はあまりなじめない。地域の子供たちがみんなバラバラな学校にいっている状態。減少と弱体の一途をたどる町会組織。地域コミュニティを重要にするならば、近所の子供たちの絆を疎かにする要因が多々ある選択制は、必ずしもよいとは言えない。が、その反面に希望した部活に入れる問題や、大人数や少人数制、設備の新しさ、新しい仲間と環境に身をおきリフレッシュさせることなどアンケート調査でも選択制を望む声がいまだ高いのは事実。みんなが望むなら望みを叶えたい。しかし世の中、地域主権を通り越し個人主権までの流れにいっている感を感じてならない。この事はみんなで、真剣にもう一度考えるべきだと思う。国があっての地域ですよね。地域があっての国でしょうか。家族あっての個人ですよね。個人あっての家族だろうか。それを言うとこう言っても過言ではない。あまりに極論だが、いまの日本は間違いなく個人あっての国という方向になっている。地域主権。保守としてあまりよいとは言えない部分が多々ある。あまりに個人のわがままを聞きすぎる日本。益々過保護な国を作り出す要因。さてどうすか