太郎平で使用した登山ギア | Photo Life in Toyama

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富山の写真家 林治のブログです

いつも Photo Life in Toyama へご訪問ありがとうございます。

 

さて、前回投稿したトレーニング山行で、いくつか新しい登山ギアを使ってみましたのでご報告します。

こんなものがこんな使い方できるのか?とか、こんなものでも良いのか、といったご参考になれば幸いです。

 

 

では、今回使用したギアの簡単なレビューを書いていきます。

 

 

  1.タイベックシート 2m x 1m 購入価格 907円

 

2人用テントのグランドシート(フットプリント)として使用

小さくたためて、軽くて便利

 

 

【商品内容】

 

・高密度ポリエチレン不織布タイベック(R)にアルミニウムを蒸着させたタイベックシート、遮熱性、遮熱耐久性、透湿性、防水性、防水耐久性、強靭性といった特長があります

・2m x 1mに切ってあるものを購入、118gという軽量さを生かして2人用軽量テントのグランドシート(フットプリント)として使用しました

 

【良かった点】

 

・各テント専用グランドシートや市販の汎用グランドシートと比べ、118gと圧倒的に軽量なこと

・Amazonで907円と安い!

・また、防水性、耐久性、防温性についても問題ありませんでした

・太郎平キャンプ場で同じシートを使用して設営しているテントを目撃、使用者が増えているようです

 

【不満な点】

 

・購入品は2m x 1mですが、幅は1m固定らしく例えば 2m x 1.8mといった市販サイズはなく、こうしたサイズが必要な場合は自分でシートを切りテープで繋ぐといった作業が必要

 

【総合評価】

 

・これは良いですね。安くて軽くて扱いやすい優れたシート、今後も1人〜2人用テントに使用する予定です

・また、3人用テントについても加工して使用できないか模索中です

 

 

 

  2.HOMIEE バックパック 50L 購入価格 5,499円

 

14kg程度の荷物を背負って使用

ショルダーハーネスのクッションがやや薄いことを除き不満なし

 

 

前回、尾瀬沼へ行った時も使用しましたが、今回は14kg程度の荷物を背負って2日間歩きました

いわゆるUL(超軽量)バックパックは10〜12kgまでの荷重制限があったりしますが、これは荷物がさらに重くてもバランスが良く快適でした

 

【良かった点】

 

・販売価格5,000円台と圧倒的に安価、また重量は950gと軽量

・ULバックパックと比較すると、ウエストベルトやストラップが普通の太さ、また2気室で使えたり、最下部に外から開けるジッパーがある、天蓋が通常スタイル、など使い勝手が従来通りで使いやすい

・この価格でパックカバー付き

・折立〜太郎平間で同じモデルを背負った人を見たので、最近かなり人気があるかも

 

【不満な点】

 

・ショルダーハーネスのクッションがやや貧弱なため途中で少し肩が痛くなりましたが、タオルを1枚肩とショルダーハーネスの間に挟んだところ解消しました

 

【総合評価】

 

・荷物が15kg以下の場合、まったく問題なく使えます

・また、縫製もしっかりしていてファスナーはYKK、しばらく使えそうなのでコスパGoodです

 

 

 

  3.山と道 UL Pad 15+(13mm)サイズS 購入価格 5,060円

 

超軽量113gのロールマット、厚さ13mmで快適な寝心地

 

 

長さ100cmのSサイズを選択したのでマットの下にさらに銀マットを使用しましたが、快適な寝心地でした

 

 

また、マットはザックの横に取り付けましたが、Sサイズは比較的巻きが細いためあまり邪魔にならずに運ぶことができました(上の写真)

 

【良かった点】

 

・ジャバラ型よりはるかに軽い超軽量113g、サイズ 100cm x 50cm x 1.3cm、R値2.0、地面の凹凸・温度を伝えず快適な寝心地

・テント内では、テント床に銀マットを敷き、ザックを枕に、肩から下に100cmのマットを敷きましたが、膝まではマットの上だったので問題ありませんでした

 

【不満な点】

 

・現在のラインナップは以下の通りですが、長さ120〜140cmのMサイズの発売が待たれます

100cm x 50cm x 1.3cm (S)

(現在、この間のサイズがない)(M?)
175cm x 50cm x 1.3cm (L)
200cm x 50cm x 1.3cm (XL)
 

【総合評価】

 

・非常に良いマットです

・今回ソロ女性がこのマットをザックに取り付けているのを見ましたが、この軽さがとても人気のようです

 

 

 

  4.モンベル バーサライトパック 40L 購入価格 14,300円

 

超軽量40Lで480g、家内が購入

軽量化のためかポケット類が少ないのが不便

 

 

【良かった点】

 

・同社・軽量のアルパインライトパック40L(990g)と比較しても半分の480gの重量

・ショルダーハーネスのウレタンはある程度厚みがあるので、比較的背負いやすい

 

【不満な点】

 

・ストラップの金具が小さいためか、歩行中の操作があまりスムーズでない

・1気室で本体ジッパーなし、ポケットもほとんどないので、行動途中で使用するものなどパッキングには注意が必要

・パックカバーは別売り

・バーサライトパックは男女兼用モデルのみ、背面寸法53cmと男性サイズ(モンベルの女性サイズは48cm)なので一般的な女性には少し長いようです

ストラップ等の調整はしっかりおこなって背負いましょう

 

【総合評価】

 

・軽量なのはとてもありがたいですが、前面にメッシュを付ける等、小物や行動中装備の出し入れにもう一工夫欲しかったと思います

 

 

 

  5.NANGA ミニマリズム ゼロ スリーピングバッグ 購入価格 38,500円

 

超軽量のスリーピングバッグ 325g!

ただし、ジッパーが胸元までしか開かないので温度調節がしづらい

 

 

ジッパーが胸元までしか開かず、胸から肩のあたりが細身で少し窮屈なので、今回(標高2,330m)は上半身に薄いポケッタブルダウンジャケットを着て、胸から上をシュラフから出して寝ました

 

標高が低く気温が下がらなかったため暖かく寝ることができましたが、これであれば上半身のないタイプ(NANGA ミニマリズム・ハーフやモンベル・シームレスダウンハガー800 ハーフレングス #3, #5)で良かったかもしれません

 

ただ超軽量でフード付きは貴重なので、もう少し気温が下がった場合にフードがありがたく感じるだろうと思って使い続ける予定です

 

【良かった点】

 

・収納時に超小型、軽量325gは助かります

・標高2,330mの太郎平では、まったく寒くなく快適

 

【不満な点】

 

・胸元から肩のあたりが狭く感じる

・ジッパーが短く、シュラフに出入りするのが面倒、温度調節もしづらい

 

【総合評価】

 

・私は気に入りましたが、体格が良い人は狭くて辛いと思われます

・超小型・超軽量はとにかくマルです

 

 

 

 

  6.TITAN MANIA チタンペグ 4本セット 購入価格 1,390円

 

チタン製 直径5mm x 165mmのテントペグ

硬くて安心して打ち込めるので、2本〜4本持っていると便利

 

 

ペグがまったく打てない岩場のテント場も多いので石を使えばいいさ・・とペグに気を遣ったことがなかったのですが、昨年からチタン製ピンペグを使用したところなかなか便利、また地面に石があるところではピンペグが曲がってしまうのでこちらを導入しました

これは打ち込みやすくしっかり固定するので、重宝しています

 

(右2本)チタン製ピンペグ

(真ん中右2本)チタン製ストレートペグ(本品)

(真ん中左2本)ダンロップ付属ペグ

(左1本)モンベルステラリッジ付属ペグ

 

【良かった点】

 

・ピンペグのように曲がらず、太さが適当なので打ち込んだあとしっかり固定する

・ロープを通す穴があるので便利

 

【不満な点】

 

・やや重い(15g/本)

 

【総合評価】

 

・特に北アルプスではペグダウンできないテント場が多く持参する本数を減らしたいペグですが、2本くらいこうした打ち込みやすいペグがあると便利ですね

・(上)写真のようにロープと小型カラビナを付けておくと、フライのロープと繋ぐ時、引き抜く時などに便利です

写真のカラビナは1個5g、耐荷重50kgのもの、価格も安くて重宝しています

 

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

今回はテント泊山トレで気づいたことを書かせていただきました。

少しでもご参考にしていただければ幸いです。

 

 

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