ごきげんよう、藤村です。

最近のブログのネタが、外国人留学生ネタばかりってのもあんまりよくないので・・・

今回はこのブログのタイトル「日本の奨学金は何がどうしてこうなのか」に先祖返りしたいと思います。

 

数年前まではこの国には給付型奨学金がありませんでした。

しかし長年の運動が結実し、今ではある程度の規模の制度はあります。

 

・・・では、「ある程度」とはどんなもんなんでしょう?

取り敢えず、2020年時点での数字が出たので、それを見てみることにしましょう。

 

学生支援機構のHPによると・・・

「276,870人」に対して、「123,057,065,100」円の支給がされた、とのことですね。

つまり一人当たり年間44万4458円。

 

しかし一方、こちらの記事で確認した通り、
2019年2月12日、柴山文部科学大臣の会見より。
「支援対象者は、機械的に算定をいたしますと、高等教育段階の全学生のおよそ2割程度、75万人程度になると想定をしております。」

・・・としていますね。まだ制度が始まったばかりではありますが、今27万6千人採用しているものが、最終的にしっかり75万人程度にまで膨れるのか。

 

・・・・・・・うーん、これあと3年単位で見張っていかないといけないから、けっこうしんどいですね。

でも、これを看板に消費税増税しやがったわけなので・・・やらないわけにはいかないっすね。