7月15日    月曜日    曇り一時小雨


岳の幟(たけののぼり)
前日に続きになります。このお祭りは

今年で521回ですから、室町時代から500年以上めんめんと続く雨乞いのお祭りということになりますね。

当日は夜明け前から当番地区の人たちが夫神岳(おがみだけ)に反物(たんもの)を持って登り

山頂の九頭竜権現(くずりゅうごんげん)に御神酒(おみき)とともに供えて雨乞いを祈願するのだそうです。

そして、竹竿の先に布をつけて幟(のぼり)をつくり町に下りて来年の当番地区の人たちにのぼりを引き継ぐのだそうです。

そこで、獅子舞とささら踊りが加わり行列をつくり集落の数ヵ所で舞を披露しながら、最後に別所神社へと向かいます。

本来、この「ささら踊り」と次回ブログに載せる「獅子舞」は祇園祭の芸能でしたが、昭和9年から祇園祭と岳の幟はひとつとなり、演じられるようになったようです。           (次回に続く)