5月4日    土曜日    天気    晴


おしょぶ池駐車場    和歌山県九度山町慈尊院
この日に道の駅で「真田祭り」があるため車中泊が出来なかったので、前日ここで車中泊しました。
おしょぶ池
この日のチビの朝の散歩のようすです。また、この池には次のような伝説があるようです。
江戸時代、慈尊院(じそんいん)村におしょぶという手先の器用な優しい娘が住んでいた。おしょぶは、毎日お針の稽古に通って、着物や帯などを縫うのを楽しみにしていたが、家が貧しく他の娘のようにきれいな布を買ってもらうことができなかった。
そのようなある日、彼女は勝利寺へお針の稽古に行く途中、この池の中にぴかぴかと光る美しい布があるのを見つけ、それが欲しくてたまらなくなり池に入っていった。すると、突然その布は恐ろしい大蛇に変わって、おしょぶを咥えて池の中に消えたという。
その後、「おしょぶ恋しや勝利寺の池に帯が欲しさに身を投げた」というわらべうたが歌われるようになった。また、村人たちは、霊を慰めるため、針供養をしたという。今でも、この池に針を投げると、裁縫が上手になると言い伝えられているそうです。
模擬万里の長城    2016年5月撮影
前日に続き、鳥取県湯梨浜町引の三朝東郷湖県立自然公園にある、模擬万里の長城でのチビの散歩ようすをご覧下さい。また、右側の池は「東郷池」になります。