全国都道府県を巡った旅の思い出を、時には思い出しながら県別に整理をしています。北海道の風景になります。


道道35号 北海道根室市納沙布    (2018年9月撮影)
根室半島線で納沙布岬に向かう道です。オーロラタワー見えるけど空の色と同化していますね。

納沙布岬(のさっぷみさき)灯台
現存する北海道最古の灯台で、北方領土や南鳥島を除いた日本の最東端の地に位置しているようです。
本土最東端碑
珸瑤瑁(ごようまい)水道を挟んだ海の向こうには、現在ロシア連邦の占領・実効支配が続いている歯舞群島が天気が良いと見えるようです。
希望の鐘
歯舞(はぼまい)群島、色丹島(しこたんとう)、国後島(くなしりとう)、択捉島(えとろふとう)、この四島は日本固有の領土であり未だ返還されていません。北方領土返還は日本国民の切なる願いであります。このモニュメントは北方領土の一日も早い返還実現の願いをこめて、日本国民の強い祈りを表わしております。又鐘は二つの部分からなり、つり手の所でつながっている形は、日本国民の固い決意と次世代への継承を象徴しております。響く鐘の音は四島の返る日迄、北方の島々に鳴り続けます。    (説明板より)
四島のかけ橋

世界の平和を願い、世界の正しい秩序を求める中で、北方領土の占領を許すまいとする国民の強い願いと、祈りの心を結集し、北方領土が返還されるまでねばり強く、返還運動を続ける決意を象徴するために作られたもの。北方四島を4つのブロックで表現し、それが互いに連なり合って大きなかけ橋となり、「領土返還を祈るゲート」を表現している。

祈りの火
また、灯火台には「祈りの火」が灯されている。この火は昭和47年5月15日祖国復帰を実現した、沖縄の南端に位置する波照間島(はてるまじま)で自然発火したもので、石垣島、那覇市を経て鹿児島から青年団体によるキャラバン隊により太平洋、日本海の両コースを通って各都道府県庁に立ち寄り根室納沙布岬まで運ばれたもので、「北方領土返還運動の火を絶やすな」という合言葉のもとに、現在も燃え続けている。    (根室市HPより)
納沙布岬 北海道根室市珸瑤瑁
左側にオーロラタワーが見えますが、この日の天候はちょっと残念でしたね。
ハボマイモシリ島 北海道根室市歯舞
島は平坦な地形で、アイヌ語で「波にのまれる島」という意味だそうです。
ハボマイモシリ島灯台
初点灯が昭和32年(1957年)12月の灯台です。
友知島(ともしりじま)・チトモシリ島 北海道根室市双沖
太平洋に浮かぶ島で、右側はトモシリ岬になります。
友知島・チトモシリ島 北海道根室市友知
名称はアイヌ語の「トゥモシリ(ふたつの島)」が由来と考えられているようです。
花咲灯台 北海道根室市花咲港
初点灯が1890年(明治23年)11月で、灯台付近は公園化により遊歩道も整備され
車石
灯台下の海岸には、放射状節理構造の玄武岩で
車石
車輪を想像させる形をした奇岩「根室車石」があります。
ユルリ島・モユルリ島(手前)
灯台から見える島は、二つ重なったように見えますが、奥のユルリ島の方が大きな島です。
花咲港
灯台近くの漁港は、花咲ガニの産地として知られる港です。
落石漁港 北海道根室市落石西
根室半島の付け根に位置し、落石岬に囲まれた天然の地形を利用して作られた漁港だそうです。
落石岬木道
岬の内陸部は平坦な台地になっており、アカエゾマツ純林の
落石岬木道
落石岬湿原が広がっています。
落石岬灯台
初点灯が1890年(明治23年)10月の灯台です。
落石無線電信局跡
明治41年、北海道最初の無線局が落石岬(現・灯台横)の先端に設置された。大正4年には、カムチャッカ半島ペトロパブロフスクの無線局と日本初の国際無線通信を開始。同12年には、送信所はこの場所に受信所は根室の桂木へ移した。昭和41年、札幌中央電報局に統合され廃局となったようです。    (根室市HP抜粋)
落石の町並み
岬からの風景です。
落石岬
岬の海岸線は高さ約50mの断崖絶壁になっているそうです。
馬牧場    北海道根室市別当賀
道道142号根室浜中釧路線からの風景だと思います。