門松明けましておめでとう御座います門松絵馬
今年は辰年ということで、全国を巡って出合った辰(龍)にまつわるオブジェを、新年の挨拶として載せて見ました。

八坂神社 高知県長岡郡大豊町杉    (2014年3月撮影)
この神社は、美空ひばりが願掛けをしたという大杉があり、この彫刻が説明的にかけています。

須賀神社    愛媛県今治市長沢    (2014年4月撮影)
神社拝殿唐破風の鬼飾りが龍の瓦でした。
富士川龍門    山梨県富士川町青    (2014年9月撮影)
道の駅「富士川」にある、愛称クマさんこと篠原勝之さんの作品で、釜無川と笛吹川が合流して富士川になる為の「登竜門」となるこの地を表現した作品だそうです。
龍    沖縄県中頭郡嘉手納町屋良    (2015年2月撮影)
道の駅「かでな」にあったオブジェ
龍勢橋欄干親柱    埼玉県秩父市下吉田    (2015年5月撮影)
県道37号の阿熊川に架かる橋
龍勢橋欄干親柱    (2020年8月撮影)
2015年10月にチビと出合ったので、2020年の写真と並べました。
金沢八幡宮 秋田県横手市金沢中野金洗沢    (2017年7月撮影)
清原清衡(ふじわら の きよひら)と源義家(みなもと の よしいえ)の連合軍がこれを包囲して兵糧攻めにし、陥落させたとされる城の金沢柵(かねざわさく)址にある神社。
つなぎの龍 埼玉県秩父市番場町 (2015年5月撮影)
秩父神社にある左甚五郎(ひだり じんごろう)の作品で、説明板によると「その昔、秩父札所十五香少林寺近くに、『天ヶ池』という池がありました。その池に棲みついた龍が暴れた際には、必ずこの彫刻の下に水溜りができていたことからこの彫り物の龍を鎖で繋ぎ止めたところ、その後、龍は現れなくなったという不思議な伝説が伝わっています。ご本殿東側の鎖で繋がれた青い龍の彫刻こそ、この伝説に語られた『つなぎの龍』の姿なのです」とありました。
八幡神社    千葉県南房総市千倉町北朝夷    (2017年11月撮影)
八幡神社の龍の彫刻は、安房の彫工・後藤義光が彫ったものだそうです。
日枝神社    千葉県南房総市千倉町白間津    (2017年11月撮影)
後藤義光の作品です。
鶴谷八幡宮    千葉県館山市八幡    (2017年11月撮影)
拝殿正面の彫刻は、初代後藤義光の作品だそうです。また
百態の龍
百態の龍は、鶴谷八幡宮の拝殿の向拝の格天井にはめこまれた彫刻で、中央の鏡天井の龍を中心に周囲54態の様々な龍の姿が組み込まれている。初代後藤義光の慶応2年(1866年)52歳の時の作品で、初代義光の代表作のようです。
海南刀切(かいなんなたぎり)神社    千葉県館山市見物    (2017年11月撮影)
明治16年(1883年)頃、後藤忠明の作品のようです。
龍の松 宮城県気仙沼市波路上岩井崎    (2018年11月撮影)
岩井崎にある震災よって出来た、この町のシンボルとなった松。
神崎神社    鳥取県琴浦町赤碕    (2019年10月撮影)
拝殿向拝天井にある全長16メートルの龍の彫刻
城山大橋欄干親柱 岐阜県中津川市駒場    (2020年10月撮影)
国道257号線の木曽川に架かる橋の欄干親柱
この龍は、蟠龍(ばんりゅう)というようです。
蟠龍とは、とぐろを巻いた龍のこと。地面にうずくまって、まだ天に昇らない龍とデジタル大辞泉にありました。
桜ヶ池公園 静岡県御前崎市佐倉    (2020年11月撮影)
平安時代末期、嘉応元年(1169年)6月13日、比叡山の名僧皇円阿闍梨(こうえんあじゃり)は龍に姿を変えて、桜ヶ池に入定(にゅうじょう)されたと伝えられています。
八坂神社    千葉県睦沢町上市場    (2020年12月撮影)
作者は三代目伊八こと武志伊八郎信秘(たけしいはちろうのぶみ)で、文化13(1816)年に二代目伊八の武志伊八郎信常の子として生まれた。作風は初代や二代目の伊八としての技法と特徴を引き継ぎつつ、初代の豪快さと二代日の洗練された作風とともに、内面的な深化をさらに深めた感がある。
古山王(ふるさんおう)神社    千葉県東金市東金    (2020年12月撮影)
八坂大神    千葉県銚子市八木町    (2021年1月撮影)
山神社    静岡県松崎町大澤    (2021年2月撮影)
三島神社 静岡県東伊豆町稲取    (2021年3月撮影)
幕末の堂宮彫刻の名工・石田半兵衛の作品のようです。
素盞嗚(すさのお)神社    静岡県東伊豆町稲取    (2021年3月撮影)
以上辰年にちなみ龍にまつわるオブジェを載せて見ました。自分のブログを見て下さる方々に、古代より伝説にまつわる龍の御加護がありますように祈って、2024年のブログを始めたいと思います。