全国都道府県を巡った旅の思い出を、時には思い出しながら県別に整理をしています。長野県の風景になります。
青柳宿集落 長野県筑北村坂北青柳 (2019年7月撮影)
戦国時代の青柳氏の居館を中心にした城下町が宿場の原形となり、「五丁(約550m)程相対して巷(ちまた)まちをなす」といわれた小宿場。
大切り通し
善光寺街道青柳宿のはずれに、岩山をきりひらいた切通しが二ヶ所あります。「大切り通し」道幅3.3m、長さ26m、高さ6m余。天正8年(1580)青柳伊勢守頼長が切り開き、その後更に3回の普請が行われました。大切り通し
当時のノミ跡が鮮明に残っていますね。
石仏
江戸時代に庶民の作った百体観音像や馬頭観世音50体ほどが点在していましたが風化してはっきりしないものや、盗難等により紛失してしまったものがあるようです。
小切り通し
道巾3.8m、長さ13m、高さ4.5mの切り通しは、大切り通しに準じて開削されたものと思われる。 文化六年の青柳家文書には大切り通しの改修工事に伴い小切り通しの改修も行われた記録がある。 (説明板参照)