全国都道府県を巡った旅の思い出を、時には思い出しながら県別に整理をしています。石川県の風景になります。


後三の丸 石川県白山市三坂町    (2017年5月撮影)
「鳥越城跡」へチビと行って来ました。

腰曲輪
この城は約500年前、本願寺門徒であった農民らが一致団結して大名の領国支配体制と戦った
二の丸空堀跡
歴史に名高い加賀一向一揆「最後の砦」です。
本丸西側礎石建物跡
白山麓本願寺門徒の総大将として石山本願寺から派遣された
枡形門
鈴木出羽守の築城といわれています。
本丸門
しかし、織田信長の全国平定の過程で
本丸望楼台跡
1582年の本能寺の変の少し前、1580年(天正8年)に織田信長配下の武将柴田勝家に攻められ落城し
本丸跡
山内衆の主領鈴木一族は滅ぼされ、100年の歴史の幕を閉じました。
本丸井戸跡
その後この城は織田方の吉原次郎兵衛の管理下に置かれたが
後二の丸後
白山麓門徒の抵抗は続き、攻防戦が展開された。
中の丸門
しかし1582年(天正10年)3月1日、織田方の佐久間盛政によって鎮圧され
隅櫓跡
生き残り、捕らえられた一揆勢約300人ははりつけにされたという。
二の丸跡
鳥越城跡の見学は、2022年(令和4年)8月4日の大雨により土砂崩れが発生したため
中の丸柵列
城跡へは当面の間登城できないようですね。
一揆敗れて山河あり
加賀一向一揆五百年記念碑がありました。碑面には殺された子を抱く女、戦いに斃(たお)れた男そして磔(はりつけ)にされた村人の無残な姿がレリーフで表されている。