羅漢の井
千葉県市川市国府台の「里見公園」にあるこの湧き水は、弘法大師(空海)が東国へ布教のとき、この地を訪れ、当地の里人が飲み水に困っていたため、羅漢を祀って念仏を唱え、錫杖を突いたところ、清水が湧き出たという。
羅漢の井の絵
江戸川
羅漢の井から階段を上って来ると、木々の間から江戸川が見える。
紫烟草舎(しえんそうしゃ)
北原白秋が名付け、ここで作品を創作した建物。(場所は違う。下記説明文)
説明文
紫烟草舎
こちらは玄関側になる。
説明文
噴水広場
ここは国府台城跡とある。このあたりは国府台と呼ばれ、ここに下総国府が置かれ、下総国の政治や文化の中心でした。
夜泣き石
その後、室町時代天文7(1538)年10月、足利義明は里見義堯等を率いて国府台に陣をとり北条氏綱軍と戦いました。しかし北条軍が勝利をおさめ義明は戦死し、房総軍は敗退しました。
夜泣き石説明文
里見広次並びに里見軍将士亡霊の碑
続いて永禄7(1564)年正月、里見義堯の子義弘は再度国府台城で北条軍と対戦しましたが、この合戦も北条軍の大勝で終わり、以降この土地は北条氏の支配するところとなりました。
里見広次並びに里見軍将士亡霊の碑説明文
市川市で一番高い場所
江戸時代に徳川家康が関東を治めると国府台城は江戸俯瞰の地であることから廃城となりました。明治から終戦まで国府台は兵舎の立ち並ぶ軍隊の街として栄えました。  (市川市ホームページ抜粋)
市川市最高標高地点
30.1mが一番高いとは、周りの家の方が高いってことだよね。
江戸川とスカイツリー
公園の林の間から見える風景です。
明日も里見公園を散策します。