青木湖
長野県大町市平加蔵より

大糸線
長野県大町市平加蔵より、青木湖をバックに長野県松本市の松本駅から新潟県糸魚川市の糸魚川駅の間を走る電車をパチリ。

青木湖
この湖を左側から三つに分けてチビを入れて全体を写してみました。

青木湖
この湖の大きさは、面積1.73k㎡、周囲長6.65 km、最大水深58mある淡水湖。

青木湖
糸魚川静岡構造線による地溝上にできた断層性構造湖で、約3万年前に発生した西側の山の大規模な斜面崩落による谷(かつての姫川)の堰止めにより形成されたと考えられている。 (Wikipedia参照)

千国街道
長野県白馬村飯田のこの街道は、信濃国・松本から越後国・糸魚川を結ぶ「塩の道」として、古代から利用・整備されてきた。街道名は、街道の宿場の一つである千国(現小谷村)から採られたもの。

犬川端庚申塚石仏群
その街道に古くから佇んでいる石仏は馬頭観音が多くある。旅人の安全と馬に対する感謝の気持ちが日本の街道の隅々に見られる。

犬川端庚申塚
この塚の年代は左側から、二十三夜塔(文化二年九月)、庚申塔が万延元年八月、大正九年、昭和五十五年と並んでいる。ちなみに文化二年は1805年で11代将軍「徳川家斉」、万延元年は1860年で14代将軍「徳川家茂」の時代になる。

観音像
ここの石仏群の中で古そうな石仏が有ったので見たら、天保元年八月二日の物が目に止まった。1830年11代将軍「徳川家斉」の時代になる。

特急あずさ
新宿駅~松本駅間を中央本線・篠ノ井線経由で運行する現代の電車と、江戸時代の石仏のコラボを切り取ってみました。観光バスが踏切で止まっている、これも現代の旅姿。そんな旅姿を石仏達は今も旅の安全を見守っているのかね。

説明文
犬川端庚申塚石仏群を調べていて「万延元年」が1860年3月18日改元から1861年文久1年辛酉2月19日改元まで一年しかなく、気になり調べると、この改元の際に朝廷や幕府の一部には翌年は辛酉革命(しんゆうかくめい)による改元の年(かつ当時の慣習で辛酉(かのととり)改元は2月に行われる事になっていた)なのに、1年足らずのための改元はおかしいとする異論が出されたものの、黒船来航以来の国内の混乱に危機感を抱いた孝明天皇の強い意向を受けて行われたのだという。
そんな歴史のひとこまを見て来た石仏達が、路傍の片隅で佇んでいる日本、いいですねぇ~ (調べ事はWikipediaを参照にしています)
