超やばい 保険会社はメットライフ生命 だけじゃないと思う!

私が2005年末から始めた楽天ブログに書いた日記をみると
保険業界の不祥事は終わることはありません。
また、内容からモラルも道徳も道義を重んじる気持ちも法令遵守する気持ちもないことが明白です。



■2006年7月27日付けの日記のタイトルは
日生に業務改善命令(大手新聞各社に掲載)

同社の社員のひとりが書類を改ざんし、不正に契約を解除したり、決められた遅延利息を支払わなかった。
このように説明されているが、社員が勝手に書類を改ざんするメリットはない。また、する意味も価値もない。ことから上司の命令でやったことが推測できる。



過去の記事を探している時に発見したのは、
2006年前後に、N生命の意図的と思われる保険金不払いでの裁判の状況を報告した記事がなくなっていました。この会社は悪質すぎます。

日記に書いた概要
N生命保険に契約した方が咽頭がんに罹患され、摘出手術をしたときに声帯も一緒に摘出しなければならなくなり高度障害に。その方は、N生命以外にY社にも加入されていてY社は高度障害保険金を支払われました。ところが、N生命は保険金1億円を屁理屈をつけて不払いされたのです。

その状況で、契約者の奥様が私の事務所に保険相談してこられたのです。
私は、説明をお聞きし声帯を摘出しているのだから高度障害は明白なのに、どうして不払いするのだろうか?不思議でした。その当時は、裁判官が保険会社の言い分通りの判決をしてくれるなんて夢にも思っていませんでした。
1)まず、N生命に直接保険金の支払いを求める主張をしましたが応じてくれません。
2)保険協会に苦情を申し入れましたが他人事のように扱われました。
3)金融庁に苦情を申し入れましたが、保険協会に話しなさいと言われ、受理しないで隠蔽工作されました。
4)警察に契約に書かれている内容に該当するのに保険金を支払われないので詐欺だと訴えましたが、窓口の担当者は相手が大きすぎる、上が受理しない、怒られると言われ結局は不受理されました。
5)裁判をするために弁護士に相談しましたが、保険金1億円に対しての着手金は500万円弱いると言われました。最高裁まで3回の裁判になるので弁護士費用だけで約1千5百万円かかることが分かりました。
ここで堂々と不払いする根拠が分かってきました。個人が勝つか負けるか分からないことに対して弁護士費用として1千5百万円も出すことはまずないだろうと見越した不払いであると思いました。

この時点で、私はN保険会社の実態はできないだろうと思われることを見越した不払いをしている行為は信用もなにも重んじていない裏社会の組織と変わらないと思いました。

そこで、京都、大阪の弁護士に依頼しましたが最低でも300万円と言われたので、
私の友人が神戸で弁護士をしているのでお願いしたところ、着手金100万円で受けてくれました。
条件は勝ったら割増しという条件付でしたが、やっと裁判に持ち込めました。

N生命の言い分は、声帯を切除したところに気管が詰まらないようにパイプのようなもので気道を確保されているようで、そのパイプを通じて音がでているから障害者ではないという主張でした。

私は、馬鹿か?常識がないのか?よくもこのような回答を平気でしてくるなぁと思いました。そこで反論として、義足をつけている人は障害者でないと言っているのと同じでありそんな屁理屈は通じないと言いました。そんなこんなで地裁判決では差押え特約がついた全面勝訴でした。
その当時は、裁判ではきちんと判断してくれる、正義が通ると思いました。

しかし、N社は控訴してきました。私は、控訴をしても無意味なことだと思っていましたが、すぐに私の友人の弁護士が依頼者に話してきたのは、裁判官が声帯を切除しても音がでていたら高度障害と判断しないと言っている、このまま裁判を続けたら負けるから、判決がでる前に和解に応じたらどうかと脅されました。私は、そんなことはあり得ないから和解に応じる必要はないと依頼者に助言しましたが、依頼者はもし敗訴判決になったら1億円が0円になることから5000万円で和解されました。

私が、イカサマ裁判の手口が分かってから
その依頼者に判決書に裁判官の署名押印があるかを確認してもらったところ
記名だけでした。

その裁判も結局はイカサマ裁判でした。
恐らく、5000万円減額になった分は、双方の弁護士、裁判官等が分配したのでは?と思われます。

イカサマ裁判にはいろいろあるのです。
いずれにしても、困った人からお金を騙し取ることに違いはありません。




■2006年9月30日 損保不払い 底なし
大手6社倍増 26万件(162億円)

■2006年10月28日医療保険の不払い、損保大手各社で3千件以上の不払い

■2006年11月18日 どこまで続く損保不払い再々調査命令

■2007年4月7日 生命保険不払い、3社で30万件超、通院費補償特約

■2007年4月8日 不払いの原因は、契約者が請求しないから?

■2007年4月14日 詐欺集団と呼びましょう。不払いのてんこ盛り
生保38社 不払い284億円

■2007年5月9日 不払いはまだ続く

■2007年7月1日 損保26社、不払い350億円 最終結果 計50万件に

■2007年9月30日 生保不払い400億円超

■2007年10月5日 失効返戻金の不払い

■2007年10月6日 生保不払い910億円に拡大、全38社で120万件

■2007年10月11日 不払いの種類

■2007年10月20日 公取委がアリコに排除命令

■2007年10月22日 JA生命共済も不払い

■2007年12月8日 生保不払い38社964億円 5年間

■2008年3月22日 不信時代

■2008年4月8日 生保の苦情 過去最高。なんと全苦情の半分

■2008年5月22日 損保保険料取り過ぎ297億円

■2008年7月2日 不払い問題、生保10社に改善命令

■2008年10月1日 国民のことを考えない政治家達

■2008年10月6日 司法修習生 推定無罪の精神 無理解

■2010年7月20日 生保、不払い発覚後に自民献金増額

■2010年7月26日 簡保不払い352億円確定

■2010年11月30日 不払い、新たに6000件、第一生命

■2010年12月22日 損保ジャパン支払漏れ5億6千億円

保険金不払いと表現されていますが、
これは当局が捕まえる気がないからこういう表現になっているだけ。

こんなにも額が大きく、全社での不払い総額は1千億円以上にもなるのに誰も逮捕されない。
こんな国は他にないと思います。


こんなにも不祥事が多い保険会社、
苦情の半分が保険会社がらみ

いつまで、信じるのですか?


国民が一丸となって、不正を正さなければ
彼等の不正はいつまでも続くと思います。


その結果、犠牲者、被害者が増え続けるのです。
誰も信じられないと確信が持てる時は社会が崩壊する瞬間です。


こんな悪事を
見逃したままで良いんですか?

立ち上がって抗議しましょう。