父が亡くなって、と友人に話すと、お母さんについててあげなきゃ、と言われる。


亡くなってすぐ、1人でいても気が滅入るばかりだからと家によんだ。


ご飯作って、これからのこと、たくさんの思い出話



あんなにあっさり逝って、薄情な人や

→元気ならいいけど、本人も弱って長生きするのは本意じゃないし、何より介護しなくてすんだじゃん


いや、私は介護するつもりだった

→は???

エアコンも壊れてるからあの家では無理よ、無理って言ってたじゃん!

病院で看護婦さんにもお医者さんにも言ってたじゃん!!

声が出なくなった父が筆談で、家に帰りたいけど、ママさんが無理だよねと書いたのを、無理だと伝えたのよ、私。

今の状態だと無理だから、元気になって戻ろうね、と話したのが最後の日の会話だよ。


そんなこと言ってないし、看るつもりだった。


え…


何それ


記憶の改竄…


それなら父に家に戻ろうって言ってあげればよかった…



その後、最近寝れなくてと話してたから、一緒にベッドで手を繋ぎながら寝た。


寝た。


次の日。


一睡も出来なかったと。



え?寝てましたけど。


寝息してたし、身体も寝入りはじめのビクビクとした感じもしてたし。


「いや、一睡もしてない。」


「あんたに悪いと思って身動きもしないように息を潜めてた。」



眠れた気がする、くらいの一言あればいくらでも一緒にいるのに。


モヤモヤ、ドロドロが溜まるばかり。


あー、もう一緒にいるのは無理だな、と思った。


一緒にいると精神的におかしくなる。



だったら精神的に健全な状態で、受け止められる状態の時にいたほうがいいな、と。


元々ハンカチくらいしかない器の私。


毒娘、甘んじる。


私は私で自分を守らなきゃ。