南蛮文化館の2階展示室で目を見張るのが
南蛮屏風
六曲一双
縦163.5、横362cm
重要文化財に登録されています。
とても大きな屏風です![]()
右隻
左隻
(図録より)
南蛮船入港の様子が印象的です
美しい青色はラピスラズリの色だそう![]()
波の描写、船の構図、船に乗っている人々やマスト先端の十字架など、細かいところまで描かれています。
街の中の様子もひとつひとつがリアルです![]()
千利休や信長の家来になった黒人のヤスケさんも描かれているとのこと。
南蛮船でやってきた異国の動物も
堺の港と街の様子といわれています。
このような南蛮屏風は、国内外に約70点現存するそうですが、その中でも非常にすぐれた作品とのことです。
作者は長谷川等伯ではと考えられています。
南蛮屏風といえば、神戸市立博物館にある狩野内膳の作品が有名ですが、等伯のこの屏風絵も素晴らしいです![]()
もうひとつ、この屏風絵も見入ってしまいました!
↓
洛中洛外図屏風
六曲一双
京の街が描かれています。
淀殿・秀頼の時代ということで、大仏殿がある一方で、二条城の天守も描かれていて、興味深いです。
大仏殿の左下には祇園祭の山鉾巡行の様子も見られます。
二条城の方は、南蛮人使節の行列が入城する様子も描かれています。
この屏風もとても細かい描写で、見飽きないです
その他、日本地図や世界地図屏風、漆芸品の数々。
黄金の十字架、十字文の入った茶碗、南蛮兜、十字文様の鍔(つば)、などなど
日本の伝統的なものとヨーロッパから入ってきたキリスト教的なものの融合がなんともいえません

1543年ポルトガル人が種子島に漂着以降、信長、秀吉、徳川幕府初期のわずか100年たらずの間に、
南蛮から様々な影響を受けました。
そういった時代の様々な美術品をこの美術館で堪能できます
年2回、5月と11月、おすすめの美術館です![]()








