大阪クラシック2024
第50公演
今回の会場は
ダイビル本館
大阪クラシックの幟が目立っています
正面玄関を入ると、この空間
1925(大正14)年、大阪商船(現 商船三井)の本社社屋として建てられました。
2013年にビルごと建て替えられましたが、外観やエントランスホールは古い部材で忠実に再現したそうです
エントランスホールの2階
いただいた大阪クラシックのうちわ
公演はこのエントランスホールのとなりです。
大阪フィルハーモニーのヴィオラ奏者4人の演奏です。
ボーエン/4つのヴィオラのためのファンタジー
ヴィオラの四重奏はめずらしい、と大植さんのプレトークで紹介がありました。
ヴィオラ奏者の岩井英樹さんからもヴィオラの楽器についてお話がありました。
ヴィオラは、弦楽器で一番古い歴史があるのですって。
岩井さん、昨年の大阪クラシックでの演奏を聴いたことを思い出しました。
トークがとても上手で、演奏にも惹きこまれます
岩井さん、大阪クラシックの初回から毎回参加しているそうです!
今回も30分の演奏はあっという間に感じ、もっともっと聴いていたいと思いました
ダイビル本館のロビーは音がよく響くので、大阪クラシックの会場としてGOODです
ただ、椅子はないので、前方の人は床にべた座りです。
1時間も床にすわっていると足とおしりが痛くなります
公演が終わったあと、そのままダイビルサロンのふかふか椅子へ座りにいきました
ロビーの横にあるこちらの部屋は、
Salon”1923”
といって、誰でも入れます。
豪華なサロンの雰囲気で、主に読書する人のスペースです。
本棚には大阪に関する本がそろえられています
ダイビルの歴史を紹介する映像やパネルも展示されています。
中は撮影、飲食は禁止です。
ダイビル百年史という本があったので、しばらく読書を楽しみました
すっかり日も傾き、夕日が外壁を照らしていました
半円アーチの上に「鷲と少女の像」が有名です
壁面のレンガは、古いものの9割を再利用したといいます。
柱などのレリーフとともに見事に再現され、素晴らしいです!
こんな素敵な場所でクラシック音楽を聴けるのは、大阪クラシックのおかげです