大阪くらしの今昔館
大阪の「住まい」を中心に、「暮らし」から「まちづくり」までをテーマにした歴史ミュージアム。
「実物大の江戸時代の町並み」が1番の見どころです
展望フロアから町並みを一望できます
しかも、落語家・三代目桂米朝さんによる声の解説を聴けます
2000年に収録されたお声だそう
1830年代(天保年間)の大坂の町並みを実物大で再現しています
火の見やぐらもあります。
展示室全体が照明により昼間になったり、夜になったりしますよ
夜のお店をのぞいてみると...
人形屋です
小間物屋
本屋
本屋の行燈(あんどん)がいい雰囲気です
呉服屋
他に風呂屋、建具屋、唐物屋、薬屋、町会所があります。
ここは薬屋の中だったかな(?)
外観も屋内も本格的なつくりです。
膨大な史料に基づいて綿密に再現しているそうです
路地(ろおじ)もありますよ
いたいた、犬の親子
名前がついていますよ~
「てん」と「ろく」ちゃん
このミュージアムがあるのは、
天神橋筋六丁目
通称 天六(てんろく)
これが犬の名前ですね
町家の裏手に行くと、
物干し台がよく見えます
瓦屋根の上にこのような物干し台があったのですね。
裏長屋もあります
「かしや」は、「貸家」のこと。空き部屋です。
札は斜めに張るのが大阪流ですって
裸貸(はだかがし)といって、畳や室内の道具等は、借主が用意することになっていたそうです
こちらは、借主がいる長屋の部屋
↓
共同井戸もありますよ
物干しざおに鳥もとまっていました
町家の土間や台所、便所、土蔵なども細かく再現されていて、大人が見学しても楽しいです
着物レンタル(有料)があって、外国人観光客は着物体験も楽しんでいるようです。
大阪の中心地は空襲で焼けてしまい、古い町並みがあまりないので、
このミュージアムは身近に江戸時代を体験できてよいと思います
こちらの展示も、私にとって「大阪を知る」宝の宝庫
また次回、紹介したいと思います〜
続く...