大阪市の負の遺産といわれる「なにわ海の時空館」の3回目の公募が始まった、
というニュースをまとめてみました
なにわの海の時空館
写真はおかりしました
なにわの海の時空館は、
大阪の船舶や海運、海洋をテーマとする大阪市立の博物館でした。
大阪市制100周年記念事業のひとつとして建設されたそうです。
2000年7月開館、2013年3月閉館。
総工費176億円かけて建設されましたが、累計36億円の大赤字で閉館。
閉館後、解体も売却も進まず、これまでに維持費がおよそ7000万円かかっているとのこと。
維持費は排水ポンプの電気代が8割だそう。
大阪市の負の遺産といわれています
大阪市は新たな事業者を見つけるため、9月1日から28日までに3回目の公募を始めました。
ガラス張りのドームの中には、目玉となる江戸時代の木造船が今も展示されています
菱垣廻船「浪華丸」
ひがきかいせん「なにわまる」
写真はおかりしました
全長約30m、高さ27m
菱垣廻船とは、
江戸時代に大坂と江戸を行き来した船で、醤油、木綿、油など日用品等が運ばれました
この木造船を復元するのに10億円かかっているそうです。
実際、海洋で航行できる精密な木造船だそうですよ
館内には他に9000点の史料が残っているそう。
海運を使って発展してきた古代~近世の大阪の歴史を知るとてもよい博物館ですね。
もったいない、もったいなすぎる。。。
公開して~!
残念ながら私は行ったことがありません
先週公開されたytvの動画に、現在の内部の様子が紹介されています
↓
大変立派なハコと船です。
どうにか再利用されていほしいと思います
場所は、万博会場 夢洲が見渡せる、また大型クルーズ船が入港する大阪湾の突端です。
今、大阪はインバウンド客であふれかえりつつあります。
USJや海遊館、大阪城、通天閣、道頓堀エリア等はかなりの混雑
こうしたインバウンド客も楽しめる施設にすれば、需要はあるのでは?と思います。
多額の費用がかかるので、簡単な話ではないと思いますが、
未来を想定して、国際的な博物館にしてほしいです。
子供も大人も楽しめるような。
従来の展示方法ではダメです。
多言語化し、万博のパビリオン以上の最先端技術が集結するような
大阪を代表する海洋博物館になったらいいなぁ~、と勝手に希望します。
インバウンド客だけを当てにするわけではなく、日本人もあこがれる国際的な施設になってほしいと思います
写真はおかりしました