天神祭の渡御列は、
陸渡御(りくとぎょ)のあと、続いて 船渡御(ふなとぎょ)になります。
陸渡御の様子はこちら
↓
陸渡御を終えた一団は、天神橋の北側から次々と船へ乗り込みます。
船の呼び方がいろいろあります
1、奉安船(ほうあんせん)と供奉船(ぐぶせん)
御神霊を戴く御鳳輦(ごほうれん)、御羽車(おはぐるま)、鳳神輿(おおとりみこし)、玉神輿(たまみこし)
を奉安した4艘の奉安船を中心とし、その前後を講による供奉船がお供します。
2、奉拝船(ほうはいせん)
奉安船をお迎えに向かう船団。
行政、企業、大学、新聞社などの船が中心。
上流の飛翔橋付近から出航します。
3、列外船(れつがいせん)
唯一の手漕ぎ船であるどんどこ船のこと。
自由に航行するので、列外船とも呼ばれます。
4、停泊船
川中に停泊している神楽船、能船、天神祭囃子踊船。
また篝船も停泊し、神航路を照らします。
その他、運営する神職の乗ったモーターボートや救護用のボートもあるよう。
船渡御する船の数、100艘以上だそうです
動画の船は、地車講(だんじりこう)の供奉船です
タグボートにひっぱられていますね
天神祭の船は、普段は重機などを載せる台船や土砂を運ぶ砂船などが使われているそう。
それらはエンジンも舵もないので、前後にタグボートを連結させて航行させるんですって。
どんどこ船講の船も出船を待っていました
あっ!
落語家の月亭遊方さんやぁ
先週、遊方さんの落語を聞きに行ったばかりなので、すぐにわかりました
またお会いできるなんて
遊方さんが、ちょうど大阪締めの「男締め」と「女締め」の違いを説明していました。
天神祭での大阪締めは、男締めですね
打ちま~しょ チョン チョン
もひとつせ~ チョンチョン
祝ぉて三度 チョチョンがチョン
皆で練習です
遊方さん、岸辺からすみません〜
ありがとうございました
どんどこ船も来ました
船渡御は、天神橋を出発して大川を北上し、飛翔橋の先でUターンします。
18時ごろから船渡御列は出船し、
19時ごろ船上祭があるそうです。
大川の中ほどで、御鳳輦船の上で神事が行われます。
奉納花火は神事が終わって、19時45分ごろから。
花火は造幣局あたりと帝国ホテルの川向いの2ヶ所で打ち上げられます
今年は約3500発の花火だそうです。
花火見物のため、天満橋周辺は続々と人が集まっていました。
大川沿いは屋台がびっしり並んで大混雑
どこで花火を見ようか迷い、桜ノ宮へ移動
源八橋なら花火2つと船渡御も見られるだろうと思った次第です。
が、桜ノ宮駅周辺はすでに大勢の人で、
源八橋は規制がかかって、橋の上へ行けませんでした
そうこうしているうちに、花火があがった~
源八橋東詰の看板と木の陰に花火が〜
橋にも大川沿いにも近づけず、花火難民に~
音だけはよく聞こえました
少し移動して、どうにか花火が見えた~
周辺は若者が多かったので、フィナーレの時は大歓声でした
船渡御も見たかったので、すぐに都島橋へ
花火が終わってもまだ船は航行していました
それにしてもたくさんの人が乗船していますね
ラッキーなことに、飛翔橋からUターンしてきた玉神輿の奉安船を見られました
橋に向かって手を振ってくださる~
そして、最後にひよこちゃんの船
もう皆さん、下船して片づけをしていたひよこちゃん船でした
船渡御の船団にいつか加わりたいな~
やはり奉納花火や船渡御を見るには、船からが一番でしょう
ちなみに今年は大阪天満宮で申込できる供奉船(ぐぶせん)の乗船は3万円でした。
いつの日か乗りたいと思った次第です