司馬遼太郎記念館のあと、大阪樟蔭女子大へ。
歩いて15分弱で行けました
樟蔭学園
大阪樟蔭女子大学・大学院
樟蔭中学校・高等学校
大阪樟蔭女子大学附属幼稚園
創立は大正6(1917)年だそうです
さて、この樟蔭女子大学に田辺聖子文学館があると、
ブロ友の容子さんから教えてもらっていて、念願の訪問となりました
田辺聖子さん(1928-2019)
芥川賞作家、
2000年に文化功労者、2008年に文化勲章受章
大阪樟蔭女子大学の前身、樟蔭女子専門学校の卒業生です。
2007年に創立90周年記念事業として、卒業生 田辺聖子さんを顕彰すべく開館した記念館とのことです
当時の樟蔭女子専門学校の建物
生まれは大阪市福島区で、写真館の娘さん。
昭和39(1964)年、「感傷旅行(センチメンタルジャーニィ)」で芥川賞受賞
田辺聖子さんが書いた作品の数々
壁一面、書籍の一覧になっています
2006年NHK朝ドラの芋たこなんきん
田辺聖子さんの半生をモデルにしたドラマでした
黒い小さいものが何かと思ったら、4Bの鉛筆
箱の中にもいっぱい小さくなった鉛筆が入っていました。
この鉛筆と自分用の原稿用紙で数々の作品を書かれたのですね
書斎も再現されていました
田辺聖子さんはスヌーピーグッズ愛好家だったそうです
巨大スヌーピーは根性ハチマキを巻いてます
2003年に実写映画化、2020年にアニメ映画化されたジョゼと虎と魚たちの紹介もありました
田辺聖子さんの作品や書斎、コレクションなどを楽しませていただきました
正門のすぐ近くに建つ学園の記念館
昭和2年、創立10周年を記念して建てられた建物です。
とても存在感があります
樟蔭学園の校章「菊と水」をモチーフにしたデザインは、楠家の旗印からとのこと
樟蔭の校章
楠家の旗印・家紋
画像はおかりしました
南北朝時代の武将 楠木正成の家紋と知られる「菊水の紋」は、
忠誠を誓った後醍醐天皇から賜ったものとされ、天皇家の紋章に用いられている菊に、流れる水をあしらったデザインです。
興味深い知識が増えましたぁ
いろいろ勉強になりました
大阪検定に田辺聖子さんの作品が問われる問題が何回か出題されています。
大阪検定テキストに紹介されている作品をメモしておきます~
「感傷旅行」
「世間知らず」
「私の大阪八景」
「大阪弁おもしろ草子」
「大阪弁ちゃらんぽらん」
「カモカのおっちゃん」シリーズ