大阪中之島美術館
大阪の日本画
はじまりました〜
2023年1月21日~4月2日
中之島美術館
開館一周年記念特別展です
初めてにして決定版、浪華の名画大集結。
いや~、もう楽しみすぎて、さっそく行ってきました
入口で音声ガイドをかります
片岡愛之助さん(堺市出身)の大阪弁の語りです
写真撮影は、写真OKのみ撮影できますが、
会場最後の展示5、6作品と途中の緞帳のみでした。
もう自分の目で見て、しっかり鑑賞してきましたよ
今回の展覧会のポスターやちらしになっている絵は、
北野恒富さんの「宝駕籠(ほえかご)」
昭和6年頃の作品
1月10日の十日戎に行われる駕籠行列で、
駕籠に乗った舞妓さんを描いた作品とのこと。
ちらしの印刷物ではわからなかった、着物の模様には目を見張りました
特に着物の襟の模様は、すごかった~
やっぱり実物の絵は素晴らしい
大正から昭和前期に活躍した近代大阪 日本画を代表する3人の巨匠
北野 恒富(きたの つねとみ)
菅 楯彦(すが たてひこ)
矢野 橋村(やの きょうそん)
今回、各巨匠の作品とそのお弟子さんたちの作品をしっかり勉強させてもらいました
菅 楯彦さんの「浪華三大橋緞帳」
左上に大阪城があるので、橋は左から天満橋、天神橋、難波橋ですね。
一番右は栴檀木橋だそうです
現在も大阪美術倶楽部の舞台緞帳として使われているものだそうです
倶楽部以外では初公開だそう!
展示室の最後ですが、なんと
島成園の「祭りのよそおい」が撮影OKでした
大正2年の作品。
大きな作品ですね。
島成園さんの作品は絵も色もやさしくて好きです
生田花朝の「天神祭」も撮影OK
生田花朝さんは、菅楯彦さん、北野恒富さんのお弟子さんです。
郷土大阪を愛し、消えゆく古き良き大阪の文化を描いています
写真はとれませんでしたが、
生根神社の夏祭り「だいがく」の絵も素敵でした
他にも気に入った作品がいくつもありました。
大阪検定のテキストで文字だけで紹介されていた作品を実際に見ることができて最高でした
また知らなかった画家や作品もたくさん知ることができました
船場で流行った文人画(南画)は、質素でシンプルだったということもわかりました
まさにタイトル通りの
初めてにして決定版、
浪華の名画大集結。
でした
会期は4月2日までですが、前期と後期で展示の7割が入れ替わるそうです
前期 1月21日-2月26日
後期 2月28日-4月2日
これはもう2回、見に行くしかないですね〜