紐銭
ひもせん?
ひもぜに?
大阪ではどちらで呼ぶ人が多いのでしょうか?
(教えていただけるとありがたいです )
7年ほど前、初めて住吉大社へ行った時、
お宮参りに来ている赤ちゃんを抱いている着物にご祝儀袋が幾つもぶら下がっているのを見ました
こちらの家族もあちらの家族も!
まるで数を競いあっているかのようにご祝儀袋の束がぶら下がっていました。
お宮参りの赤ちゃんの着物にご祝儀袋がぶら下がっているのを見たのは初めてだったのでけっこう驚きました
さすが大阪!
お祝いでいただいたご祝儀を公表するんだ〜と思いました。
(私は愛知県人です)
後から調べると、この風習はやはり関西、特に大阪に残るものみたいです。
紐銭といって、お宮参りの際、親戚友人から贈られたご祝儀袋を赤ちゃんが着ている着物に結びつけるという風習。
「生まれてきた赤ちゃんが将来お金に困らずに過ごせるように」という願いが込められているそうです
ご祝儀袋の他に玩具を結びつけている人もいました。
先日、御田植神事で住吉大社へ行った時も、お宮参りのご家族を何組か見かけました。
やはり紐銭、ぶら下がっていましたよ
ただコロナ禍のせいか?ご祝儀袋の数は少なめに感じました。
ちなみに、この紐銭について2019年の大阪検定 上級試験に出題されています
都市化、核家族化等で段々と昔ながらの風習が薄れていますが、
紐銭、大阪独特の風習として続いてほしいと思います