大阪城で、2番目に表面積が大きい
肥後石とよばれる巨石
京橋口を入った正面にそびえています!
小豆島産の石を確かめに行きました
その時の写真
写真では巨石の大きさが伝わりにくいですが、この一枚岩、
表面積は、畳33枚分の広さ
高さ約5.5m、長さ約14m
重さ約120トンといわれます。
石の厚みは意外となく、70センチくらいとのこと。
(巨石を薄く加工する技術もすごい)
この石は、小豆島から運ばれてきたものだそうです
小豆島〜大阪 直線距離約110km
400年前、巨石をどうやって運んだ?
小豆島に大坂城残石記念公園があり、
残石の展示、石を割る・運ぶための道具の展示、石を運んだ方法などの解説がありました
採石地から積み出し地への運搬方法は、
高いところから谷のような石出し道をすべり下ろした、とあります。
小豆島はうってつけの採石地ということですね。
石を切り出して船に積む浜まで近いですから!
天狗岩丁場の入口で見た山。
花崗岩の岩肌が見えています
そして反対を振り向くと、海です
陸上では、シュラ(トレーラー)とコロ(丸太)を使って運びました。
シュラとコロのイメージ
大坂城残石記念公園に展示してあります。
そういえば、大阪城天守閣にも石を運ぶ説明ボードありました
小豆島〜大阪へはもちろん海を利用。
海上運送は、こんな船?
100トンを超える巨石は、
大きな筏(いかだ)をつくり、
その下に綱で吊り下げて運んだと考えられています
筏のまわりには空樽などをくくりつけて、浮力を最大限に利用して。
瀬戸内海は、潮の流れが速いそうで、潮流と風を利用して、大阪まで運んだとのこと
400年前、いったい いくつの船や筏が瀬戸内の島々と大阪を行き来したのでしょう。
小豆島の残石記念公園には、残念石がたくさん並んでいました。
大阪城へ積み出されるのを今も待っているみたいですね
大坂城残石記念公園、見応えありました
このオベリスクのような花崗岩の看板もすごすぎる!
さすが小豆島です