大阪城を特徴づけるもののひとつ
笠石銃眼があります。
笠石銃眼のある城は、大阪城、江戸城、二条城、岡山城のみだそう。
特に大阪城の笠石銃眼の数、保存状態は日本一のようです
さぁ、笠石銃眼を探してみましょう~
まずは大阪城の表玄関 大手口
姫路城は土塀に銃眼、狭間がたくさんあります。
その数、997!!
鉄砲狭間が844、矢狭間153 とパンフに記載ありました。
しかし石垣上に笠石銃眼はありませんね。
こちら昨年行った彦根城↓
櫓にある狭間(銃眼)ですが、笠石銃眼はありません。
大阪城の多聞櫓(続櫓)には笠石銃眼があります↓
笠石銃眼の内側はどうなっているでしょう〜
大阪城 大手門を入ります
石垣の上の笠石銃眼と土塀の銃眼、
二段構えです
銃眼をのぞくとこんな感じです
今、通ってきた大手口の道がよく見えます
大阪城の石垣はきれいに切り出されています。
そして笠石の城内側は扇状に削られ、銃眼となる穴が設けられています。
これがなんと大阪城の石垣の上、ほぼすべてにあります
本丸入口の桜門
笠石銃眼ありますね~
天守台にも笠石銃眼あります
本丸北側、
皆さん、笠石銃眼のくぼみに座って写真を撮っています。
眺めがよいです
この石垣の上、登れますがかなりの高さです。
自己責任ですので、気をつけてください!
さて、大手口に戻りますが、千貫櫓の下には笠石銃眼はないです↓
千貫櫓は、現在みる大阪城の中で一番古い建造物の一つです。
徳川大坂城が造られ始めた1620年に建てられたそうで、まだ笠石銃眼はありません。
右隣の第2期工事(1624年)以降の土塀下や多門櫓には笠石銃眼があります。
徳川大坂城築城は、1620年~1629年にかけてで、その間に石垣を積む技術が向上していったことが、この大手口を見ただけでもわかります
それにしても大阪城の石垣は見飽きません
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