大阪城を特徴づけるもののひとつ

笠石銃眼があります。

 

笠石銃眼のある城は、大阪城、江戸城、二条城、岡山城のみだそう。

特に大阪城の笠石銃眼の数、保存状態は日本一のようですラブラブ

 

さぁ、笠石銃眼を探してみましょう~目

 

まずは大阪城の表玄関 大手口

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わかりました!?
 
石垣の一番上、横に長い石を笠石(かさいし)というそうです。
その笠石の上部に穴があいています。
これが銃眼(鉄砲狭間)ですビックリマーク
 
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銃眼(鉄砲狭間)といえば、他の城では、土塀にあります。
 
先週行ってきた姫路城↓

 

姫路城は土塀に銃眼、狭間がたくさんあります。

 

その数、997!!

鉄砲狭間が844、矢狭間153 とパンフに記載ありました。

 

しかし石垣上に笠石銃眼はありませんね。

 

こちら昨年行った彦根城↓

櫓にある狭間(銃眼)ですが、笠石銃眼はありません。

 

大阪城の多聞櫓(続櫓)には笠石銃眼があります↓

 

笠石銃眼の内側はどうなっているでしょう〜

大阪城 大手門を入ります音譜

 

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石垣の上の笠石銃眼と土塀の銃眼、

二段構えですびっくり

 

銃眼をのぞくとこんな感じですアップ

 

 

 

今、通ってきた大手口の道がよく見えますびっくり

 

 

 
石の階段を雁木(がんぎ)といいます。
雁木も土塀の支え柱も江戸時代の古いままだそうです。
 

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大阪城の石垣はきれいに切り出されています。

そして笠石の城内側は扇状に削られ、銃眼となる穴が設けられています。

 

これがなんと大阪城の石垣の上、ほぼすべてにありますびっくり

 

本丸入口の桜門

 

 

笠石銃眼ありますね~

 

天守台にも笠石銃眼あります音譜

 

本丸北側、

皆さん、笠石銃眼のくぼみに座って写真を撮っています。

 

眺めがよいですラブラブ

 

 

この石垣の上、登れますがかなりの高さです。

自己責任ですので、気をつけてください!

 

 

さて、大手口に戻りますが、千貫櫓の下には笠石銃眼はないです↓

 

千貫櫓は、現在みる大阪城の中で一番古い建造物の一つです。

 

徳川大坂城が造られ始めた1620年に建てられたそうで、まだ笠石銃眼はありません。

 

右隣の第2期工事(1624年)以降の土塀下や多門櫓には笠石銃眼があります。

 

徳川大坂城築城は、1620年~1629年にかけてで、その間に石垣を積む技術が向上していったことが、この大手口を見ただけでもわかります音譜

 

それにしても大阪城の石垣は見飽きませんラブラブ

 

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いつもご訪問をありがとうございます音譜

 

このブログの名前をOSA LOVER に変更しましたアップ

 

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これからも大好きなOSAKAを中心とした、大阪検定に出題されそうなテーマで書いていこうと思います。

よろしくお願いしますラブラブ