大阪城天守閣の前に、1970年大阪万博のタイムカプセルが埋められています
場所はココ
タイムカプセルは、2個埋められていて、1つは100年ごとに開封して中身を確認するとのこと。
もう1つは、なんと5000年後に開封
1970年から5000年後、って西暦6970年
5000年後、実現するだろうか!?
今から5000年前は縄文時代ですけど、今から5000年後はどんな時代になっているでしょうね
2つのタイムカプセルは縦に2つ重ねて埋めているそうで、
上は地下7~9メートル、下は地下11~15メートルの位置とのこと。
ちなみに、このタイムカプセルの近くに、昭和34年に発見された豊臣時代の石垣が埋まっています。
豊臣時代の石垣の上部は、現在の地表から約7メートル下で発見されています。
この地下にある石垣は、普段は大きな蓋がかぶせられて見ることはできません。
(年に2回、公開してくれています)
豊臣時代の石垣の詳細はこちら
タイムカプセルが天守前に埋められたということは、そこには豊臣時代の石垣はなかったことが確認されてからですよね!?
このタイムカプセルがこの場所に選ばれた理由は、未来永劫、都市開発の影響などで掘り起こされる可能性が少ないからとのこと。
さて、気になる中身は…
「日本や世界の人々の協力を得て選んだ20世紀の文化所産2098点」だそうです
実に様々なものが収納されています
腕時計、超小型テレビ、ラジオ、聴診器、注射器、眼鏡、入れ歯、畳、植物の種、紳士靴、帽子、茶道具、新幹線のおもちゃ、たばこ、祝儀袋、電気炊飯器、エベレスト山頂の石、万博記念メダルなどなど
定期券(門真-淀屋橋 1970年3月15日より3ヵ月通用)なんてのもあります。
門真は、パナソニック本社のある場所
1970年からすでに52年たって、このタイムカプセルの中身はすでに骨董品となりつつあります
収納品リストは、パナソニックのこちらのサイトに掲載しています
上に埋めたカプセルの第1回目の開封が、2000年3月に行われたそうです。
1970年当時のテレビや炊飯器など、家電製品は問題なく正常に作動したようですよ
このタイムカプセルは合計4個 制作され、残り2個は、大阪歴史博物館とパナソニックミュージアム(大阪府門真市)に展示しているそうです。
5000年後の未来、どんなんかな〜