こんにちは。


かいふくCaffeエミールです。


まずは珈琲をどうぞ♪







今回は、「身体の監督者」のお話です。


かいふくCaffeエミールでは、伝説の精神療法家エミール・クーエ先生の自己暗示療法の話や、脳、心理について書いています。
かいふくの感覚がみなさんの中に起こされる事を願っております。




みなさんの身体は、だれがメンテナンスを行っているのでしょうか?


お気付きの方も多いと思いますが、それは脳です。

脳が心臓を動かし、様々な内分泌系や全ての器官との連携を行なっているのです。


私たちが意識出来ないところも理解していて、回復させようとしてくれています。


しかし、私たちは意識によって良くない方向に進んでしまうことがしばしばあります。


例えば

「ストレスは身体に悪い」と意識で思っていて、それを無意識も受け入れると本当に悪い作用をし、身体を攻撃してしまいます。

「ストレスは、防衛本能のようなもので、身体のパフォーマンスを上げているのですよ。」

と医者に言われたらどうでしょう?

その実験を行った結果、ストレス数値が極端に下がったそうです。


ストレスに対してどのような価値付け(レッテルを貼る)をしているかによって変わってきます。


ほかにも、「お風呂に入ると癒される」と思っている人は多いのではないでしょうか?

私もその1人です。


実はお風呂もストレスと同じで、「お風呂はリラックスできるもの」という価値付けがあるから本当にリラックスできるのです。


お風呂で溺れた記憶を持っている人は、「お風呂は危険な場所」という価値付けをしています。

その場合、リラックス効果ではなく、ストレス反応が起こされます。


つまり


"対象や出来事にどのような価値付けをしているか"


によって、変わってくる。
ということになります。


大切なのは、自分にとってより良い受け取り方が出来るようにすることです。


"意識で考えていることを無意識が受け入れると、それは実際に身体的、または精神的状態となって現れる"

エミール・クーエ先生の自己暗示(思い込み)療法は、凄すぎます。

暗示と聞くと、怪しいと感じる人がとても多いです。(すでにそれが暗示なのですが)

おそらく、人が人を操るようなイメージを持たれているのではありませんか?(他者暗示)

しかしそれはありえないとエミール・クーエ先生は言っています。

何故ならAさんがBさんに暗示をかけても、Bさんの無意識が受け入れなければ暗示にはかからない。


BさんがAさんの暗示を受け入れるということは、その時点で自己暗示になっているからです。(受け入れようと判断している)


暗示とは簡単に言えば、「思い込み」を起こさせる言葉です。

エミール・クーエ先生は、「私に他人の病を癒す力はない、みなさんが自分で治しているだけです。」
と言っています。

健康な状態を脳にイメージさせ

自分で治せる脳の使い方を教えてくれます。

100年前にいた伝説の精神療法家エミール・クーエ先生のような人間に私もなりたいものです。


嫌なことを思い出すことは良くありません。(思い出すことによって、価値付けを嫌なものから良いものへ変えることができるなら良い)


出来るだけ良い事を思い出し、イメージするように心がけましょう。


「そうしたいのだけど」

という方が多いのですが、「そうしたい」というのは、出来ないというイメージを起こさせます。

「そうしよう」と言うことが大切です。

言語中枢を通した(言葉で言ったこと)ことを現実だと思ってしまう脳は、言葉に現実を合わせようとします。

マザーテレサもこう言っていました。

「思考に気をつけなさい
思考はいつか言葉になるから

言葉に気をつけなさい
言葉はいつか行動になるから

行動に気をつけなさい
行動はいつか習慣になるから

習慣に気をつけなさい
習慣はいつか性格になるから

性格に気をつけなさい
性格はいつか運命になるから」


※正確には、マザーテレサの言葉ではないとの説もあります。

何にせよ思考の重要性を考えさせられる言葉ですね。


最後にエミール・クーエ先生の一般公式で終わりにしたいと思います。

〜日々、あらゆる面においてますます良くなっています〜